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「運命の不思議法則シリーズ」

vol.14 変化の前は眠くなる?


vol.14 変化の前は眠くなる?(2010年10月執筆)

この1ヶ月位(2010年9月下旬頃)日中、 仕事以外の時間はかなりボーっと眠い傾向がありました。

私の尊敬する大好きな友人、PANARIさんから頂いたお手紙の中に 「(ある方の本に書かれていた)とてつもなく眠いときは運命が変わるとき」 というメッセージがあって、なんてリアルタイム!と思っていました。

その後、眠かった日々がおわり、またアクティブに動きたいと思える日々が やってきた翌日、私は知人Iさんから興味深いお話を聞き、眠い理由について 解明できたのです。「とてつもなく眠いときは運命が変わるとき」は、 まさにその通りなのだろうなと感じました。

●変化に対する抵抗 今回の私の場合、眠かったのは「変化に対する抵抗」ケースではないかと 自分で気づきました。 もちろん、全てのケースがこれにあてはまるわけではないと思います。 単純に体や精神が休養を欲していて眠くなるケース、新たなアイデアや 機会にアクセスすべくボーっとしたり眠くなるケース(発明家さんたちは こういう時間にヒラメキを得ている方多いですよね)もありますものね。

さて、私がIさんに教えてもらった説、前述の通り 「変化に対する抵抗」ケースのカラクリは下記の通りです。

人間の脳はおおざっぱに分けて ☆大脳新皮質・・・理性や向上心。これは人間だけが持つもの。 ☆それ以外の旧皮質など・・・生存の欲求や群共の欲求を持ち、 体の本能的な働きを指示し現状維持をよしとする“コンフォートゾーン”。

このコンフォートゾーンはある意味現状のセルフイメージを維持しようとします。 そして、人が大脳新皮質で現状の自分を超える目標や成功を望んだとき、 ブレーキをかけてきます。これは悪いことではなく、このブレーキがあるから、 呼吸や体の機能もいつも変わらず機能するのです。 そして、あなたが新しい目標やこれまで以上の成長や成功を望んだとき、 同じようにブレーキをかけてくれます。

Iさん曰く「このブレーキはとても巧妙。たとえば、新しい夢などを紙に書いてみても 三日もたつと興味が薄れてきたりしますよね。このブレーキは、 “(明らかに自分にとって良いことに対して)興味がなくなるようにする”あるいは 眠くなったりする。これは、変化に抵抗するコンフォートゾーンの急ブレーキ。」 とのことでした。コンフォートゾーンは「これまでの自分」という縄張りなのです。

Iさんは「この脳の機能について知っておいて良かった」と思ったそうです。 たしかに、これを理解しておくと、自分にとってどう考えても良いものであっても 興味が薄れてきて関心がなくなったときに、現状維持=変化への抵抗かも しれないと気づいてあげることができます。

そして個人的に合点がいったのは 眠かった時期を乗り越えると、なんとなく世界の見え方が変わってきた ということです。それは、自分の「まだまだだったなあ」と思うところに気づけたり、 人間関係において、これまで以上に周りの方々をよく観ることができたり。 感謝できたり。何より、目標やビジョンにたいしてまっすぐ向き合えるようになったこと。

私の場合は、目標やビジョンを決め、達成の方法は細部までは決めずに 目の前のことをやっていく、そしたら気がついたら叶っていた、 という体験傾向が強いので とにかく今は目標やビジョンを明晰にイメージングしようと思います。

ほかにも、Iさんから教えて頂いた知恵をシェアします。

●感情のクリアリングの話  Iさんは「弓と禅」という本で出ていたというお話をされました。 ある人が弓道を習いに来た。達人は弓を渡す前の練習として、毎日弟子に、道場に 座って的をひたすら観るように言い渡した。弟子は弓をもらってすぐ実践に入らせて もらえると思っていたのに、毎日的を見つめるしかない日々。 その間、「こんなことをしていて何になるんだろう」「つらい」など 様々な感情が弟子の中から湧き上がってきました。

けれど、ある日を境に、そういった感情がスパンと抜けて、すっきりしてきます。 すると、遠くにぼんやり見えていた的が大きく浮き上がって明確に見えてきました。 弟子の雰囲気や変化に達人は気づきました。そして、的が大きく見えるように なったと達人に話す弟子に、達人は弓を初めて与えた、という話です。

Iさんは「これが、感情のクリアリングです。自分の内側で起きていることを ただただ感じて出す。出てきた感情をそのまま解放すること。」 そのときは“解放する、手放す”と意図することが大事です。

●~相手がクリアに観える~ そしてこれは自分のみならず人間関係に使えます。

どの人間関係においても、自分と相手をつなぐ目に見えないパイプがあるようです。 そのパイプに“詰まり”がなければ、相手をクリアに観ることができます。 ここでいう“詰まり”とは、コントロールや期待や解釈、癖、オモイなどです。

このパイプの詰りをなくすには、たとえば自分の感じていることを 誰かとペアになって、ただ聴いてもらうことも有効です。 ペアになった聴き手は、アドバイスや判断や同感などなく、 ただ「そうなのね(マル)。」とただ聴いて終わり。 それだけで、聞いてもらう側は、解放される。 ただし、聞いてもらう側は「聴いてもらうことで解放する、手放す」と意図する ことが大事で、これがないと単に延々愚痴になってしまう。しかし、意図すれば 自分が話し始めて、ある瞬間から自分の中が空っぽになるときがくる。 そのとき、自分のパイプの詰りはクリアになっているので、物事や相手がよく 観えるようになったり、恐れや不安が軽くなったりする。 Iさんは「これは非常にパワフルな方法です。カウンセリングでも何でもありません」 と仰っていました。

ふと思ったのですが、一番伝えたいことを伝えなかった人間関係ほど あとあと長くひきずったり相手を美化し執着したりするは、パイプの詰りの なせるワザ?なのかもと思いました。

●「逆をやれ」 Iさんがご自身のメンターさんから教えていただいた言葉で非常に 役立った言葉だそうです。これは、自身がすでに成功している分野に 関しては今までやってきた選択でも良いのですが成功していないことに関しては、 今までの選択で成功してないわけなので、今までの選択とは逆のことをする、 つまり、「したくない」と感じたことを行い、「したい」と感じたことを行わないという ことでした。 斬新なメソッドですが、成功していない分野に関しては有効なメソッドと感じました。

●「楽な道と険しい道」 聖書でも、天に通じる道は狭き門を通るとあるが、 楽な道と険しい道があったら、険しい道を通ったほうが安全。というIさんの メッセージ。とても腑に落ちました。ここでいう険しい道というのは、しなくていい 苦労とか間違った努力のことを言っているのではなく、自分の人生にまっすぐ向き合うこと、 易きに流れない=未来にツケを溜めないということなのだろうなと思います。

余談ですが、 ちょうどIさんのお話を伺う前日、電車の中で、隣に座っていた小さなお子さんが なにやら沢山おもちゃを持っていました。私はウトウトしていて、ふと気づいたら そのお子さんは電車を降りられた後だったのですが、1つ、絵馬形のおもちゃを 置き忘れていました。 よくよく見たら、絵馬型だけに「必勝」とあり、ほほえましい気持ちで裏を見たら 「願い叶う」とありました。

ささやかなことですが、なんだかラッキーサインを見せて もらった気分でした。 (以上です)

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