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アストロロジー(西洋占星学)


第11回「冷静の季節:みずがめ座」

本日2023年1月25日、日本列島に、今季1番の寒波がやってきていますね。

毎年、大寒(1/20頃)から雨水(2/19頃)まで、太陽はみずがめ座を通過します。

1年で最も寒い時期です。

木々もすっかり葉を落とし終わり、土の中で春の準備。 春のトップバッターである蕗の薹は、立春前に芽を出します。 冬の空気は冷たいけれど凛と澄んでいて、 みずがめ座の超然としたエネルギーを思い出します。

みずがめ座の真向かいにある、しし座は1年で最も暑い季節の星座。 情熱と熱狂をあらわすしし座が真夏で、冷静と客観をあらわすみずがめ座が真冬というのは、 季節と星座の、偶然にしてはピッタリな対比のリンクを感じます。

さて、みずがめ座は最も寒い時期の星座。 これは内省を促し、自分の内側に答えを見出すことを示します。 みずがめ座は権力におもねることが嫌いで、形骸化したものをどんどん改革していきます。 既得権益側から見れば反逆児だけれど、第三者から見れば、至極まっとうな改革推進者で す。

●みずがめ座が改革をお家芸とするのは、 自然の循環、輪廻を促すためなのかもしれないと、私は思います。 大寒という最も寒さの厳しい季節に古い葉を落とし、 やがて来る春に向けて土の中で栄養を蓄え、芽吹を待つ季節。

ちょうど昨年の今頃、散歩帰りに冬の蓮池の静かな世界に気づきました。

池には氷が張り、枯れた蓮の茎が寒そうに氷の池から出ている。 色彩は灰色とひなびた黄褐色の世界で、この景色を見ていると、 本当にこの色彩が、鮮やかな色彩に変わるのか、春や夏が来るのか、不思議な気持ちにな りました。

けれどそれから三ヶ月もすれば新しい蓮が出てきて、近くの八重桜の花びらが落ち 彩色豊かな季節が始まって、真夏にはまた麗しい蓮の花をポン!と咲かせて、 鮮やかな緑とピンクの世界になる。

つくづく、季節は輪廻なのだなあと思います。

●みずがめ座は長期スパン(84年以上)で物事を見る星座です。 だからこそ、 「今だけ金だけ自分だけ」の価値観ではやがて壁に突き当たることも知ってい ます。 バブル経済崩壊とウイルス騒動は、人の価値観を多かれ少なかれ、変えました。 虚飾や無駄を省く冬の星座の真骨頂発揮だったかもしれません。

2023年3月、今度は冥王星がみずがめ座へ入室します。 人類史上大きな転換期になる可能性はありますが、 いつの時代も風化しない、1人1人の自分の内側に在る「内なる教師」が、 いつもその時々の最良の答えを知っているのかもしれませんね。

(以上です)

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