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アストロロジー(西洋占星学)


第2回「豊かさの季節 おうし座」

4月半ば頃まで、盆地の地元では、 山々は桜色や薄いモスグリーンのパッチワークのようになります。

そして4月下旬、太陽がおうし座に入る頃には、新緑の黄緑とグリーンになります。

縦に長い日本列島、もちろん地域差はあるかと思いますが、 4月下旬頃からは新芽の黄緑色、新緑が萌え、 1年でもっとも色々な色の花が咲きほこる、百花繚乱の季節。

オレンジのポピー、むらさきや黄色の菖蒲、ピンクの芍薬、 ブルー系のルピナス、

白やピンクのハナミズキ等々、 そして5月は、花々の女王、バラの季節。

木にも草にも花が咲く、春から初夏にかけてのこの時期、 まるで祝福の季節だなあと感じます。

毎年4月20日頃、太陽はおうし座に入室し、小満(5/21頃)前まで おうし座を通過します。

おうし座は「五感に関する才能」の星座です。

デザインや色彩、美的センスなどの審美眼、 鋭い味覚、 優れた嗅覚、 音楽的な資質を持つ聴覚、 触り心地に敏感な肌感覚。

もうすぐ5月ですが、日本には「風薫る5月」という季語もあります。

又、春から初夏にかけての有名な句 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」(山口素堂)。

視覚的にも色とりどり美しい季節で、1年で最も鳥の歌う声が響き、旬の恵みも多い。

こういった祝福の季節が、豊かな五感を刻印となり、 おうし座は五感と豊かさの星座なのかしら、なんて思ったりもするほど、 素晴らしい季節だと感じます。

おうし座は自足をあらわし、自分の中に必要なものはすべてある、という星座です。

一言でいえば、恵まれた資質。

春から初夏にかけての自然界の恵みは、 風も薫るほどの美しい時期で旬の恵みや開花も多いですから、 おうし座のエネルギー「I have ~私は持っている~」、

又、先天的資質や環境=先人(先祖)からのDNAが、 そのおうし座の人を通じて開花することにも、リンクを感じます。

これまでも沢山の方々のホロスコープを拝見してまいりましたが、 太陽がおうし座というだけでなく、個人天体(月、水星、金星、火星)がおうし座にあっ たり、 あるいはおうし座に集中している方(もしくは、おうし座と縁の深い第2ハウスに天体が 集中している方)は、やはり先天的環境が、一般的に言う「恵まれている」「物質的に豊か」 な傾向が顕著でした。

「豊」という漢字は、実をつけた穀物が沢山乗っている様子の旧字体「豐」がもとになっ ています。

自然の恵み、旬の恵み。おうし座は鋭い味覚という意味で食に関する星座ですが、大地の 恵み、 それも地産地消で旬の恵みを頂くことも、おうし座に関連します。

「今あるものを大事にする」「自分の生まれ持ったものを反復して磨く」 「自分のいる土地の旬の恵みを頂く」ことは、豊かさに深く関連しているのかもしれませ ん。

春から初夏にかけて、過ごしやすいという意味で「今が一番良い季節」と表現する人も多 いかと思います。

おうし座の長所である、「自分に満足する、自足する質」は、この季節の刻印のようにも、 思えるのです。

(以上です)

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