「星で見る世代のギフト&海王星のうお座入室=空(くう)時代?」(2012年1月号)
●「今、生まれてくる人たち(2011年~2017年)のギフト。 星で見る世代のギフト」
占星学では、世代ごとに世代のカラーが違うのは、 その世代が生まれたときの星の配置が異なるから、というのが見方の1つです。
とくに公転周期の遅い天王星、海王星、冥王星の配置は 世代の特徴に色濃い影響を与えます。
今回は現在生まれてくる世代のギフトを綴ります。
いま(2011年3月~2017年位まで)、生まれてくる赤ちゃんは
概ねですが、天王星と冥王星90度の配置で生まれてきます。
現状突破のブレークスルー「天王星と冥王星90度の時代」
http://www.angeliclovers.com/mailmagback23.html
それは、どんなギフトを持って生まれてくることなのか? ざっくりと下記にその一部を書きますと・・・
★大きく変わる激動の時代に対して生まれながらに免疫がある。 ★V字改革、逆転ホームランなど、潜在的にめざましい復活パワーが強い。 ★おひつじ座とやぎ座の90度なので、国家や既得権益、既存の慣習に 新規の風を送りこみ、根本から変容させる。パイオニア。
もし個人のホロスコープで太陽、月などの個人天体にこの 角度が強くかかわった場合には、個人生活において 試練のときこそ俄然元気になる(笑)傾向をもつかもしれません。
ちなみに、1931年~1935年前後にお生まれになられた方々も 概ねこの配置(天王星と冥王星90度)を持っています。 戦後に10代を過ごし、復興や高度経済成長を支えた世代です。 この世代との違いは、この世代はおひつじ座とかに座の90度、 2011年3月~2017年位まで生まれてくる世代はおひつじ座とやぎ座90度 ということです。(もちろん、海王星など他天体の角度も違います)
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●「海王星のうお座入室=空(くう)時代?」
又、来月2012年2月4日未明(午前4時前) 「境界線を溶かす」作用のある海王星が 魂、形を超えたものをあらわすうお座に入室します。 (前号で2/3とお伝えしましたが、訂正いたします。失礼いたしました。)
もちろん、海王星は昨年2011年4月に一度うお座に入っていますから (その後逆行してみずがめ座をウロウロしていました) すでに影響ははじまっているのでしょう。
さて、海王星が「友人や仲間、同志、ハイテクノロジーをあらわすみずがめ座」 にあった1998年~2011年頃とくに、 インターネットによって国籍や距離の壁が解かされ 時空を超えて人々がつながりました。
海王星がうお座に入室(2012年~2025年前後)の時期、 どんな展開が予想されるのか? うお座は海王星のお膝元の星座ですから、当然海王星の力が強まるでしょう。
★海王星は、形を溶かす性質と、 目に見えないもの(無形のもの)を形にしていく性質をもちます。
そしてうお座は、既存の社会的価値観を超えた、魂など 人間の本質や根源的な視野をあらわす星座です。
社会レベルで見ると、 あきらかにフリーエネルギーの一般化が普及するように思えてなりません。 見えないもの(空気)から有(電気)を取り出す、 まさに海王星のパワー全開です。
そして、昨年話題になったニュートリノなどをはじめ 素粒子、物質を構成しているものの研究がさらに進み 無から有を生む、錬金術のような技術が登場するでしょう。 というか(本当は既にあると思うので)、正しくは ★「明かされる」「実用化される」でしょう。
さらに、微生物も目には見えないけれど、 下水道の処理から放射能除去まで大活躍の物質です。 又、農業の土作りほか多方面にわたって大きな貢献をしています。
素粒子、微生物などをはじめ、目に見えないものの 研究結果が実用化されたとき、まるで錬金術のような、魔法のような技術が 日常的な当たり前のものとして日の目をみるでしょう。
テネモスの飯島先生は、微生物のいる領域を 仏教でいう空と仰っていましたが、 http://www.angeliclovers.com/tenemoskouen20111001.html まさに、空の領域が地上におりてくるのでしょう。
●さて、個人レベルでいえば、まさに、「内にあるものが外にでます」 イメージの力がより時空の縛りを受けなくなるかもしれません。
あと、海王星は境界線を溶解させますから、 その海王星が、魂の領域をあらわすうお座に位置していることは (魂ではすべて人はつながっているという観点で考えた場合) ネットなどのテクノロジーを超えて、テレパシー、以心伝心、共時性は より日常的になってくるのでしょう。
そういった意味で「利他意識」がより深まってくるように思えます。
★そして、海王星のもう1つの性質。既存の形が解けるということ。
既存のシステムは解けていくでしょうし、形が崩れるという意味では、 某半島の北と南の壁はやっぱり(?)崩れるのかもしれません。 (余談ですがベルリンの壁が崩れた時期、 海王星が土星(檻や枠をあらわす)と密接な距離に位置していました)
又、既存の形(国家、領土)の境界線が色々な意味で解け、 日本→アジア→?(未知)という広範囲に視点が拡大していく、かもしれません。
けれど、国家や歴史を示すやぎ座に、現在位置している冥王星は うお座の海王星とソフトな角度(現状維持しつつ良いことは 積極的に取り入れる角度)なので、日本という国家は維持しつつ・・・ という感じなのかも?しれません。神のみぞ知る、ですが。
個人的に思うのは、 既存のシステムや慣習、既得権益というものは一見磐石ですが、 実は、時代のエネルギーには抵抗できないのです。 というのも、時代のエネルギーは、集合無意識の選択した方向性だからです。
海王星がうお座を通過する時期、 逆説的ですが、「頭は天に、足は地に」を意識することが 海王星の「形を溶解する、無形のものを形にする」エネルギーを 建設的な方向に使えるでしょう。
(以上です)