「星で見る世代のギフト&海王星のうお座入室」
(2012年1月号)
2011年3月~2017年生まれ
占星学では、世代ごとに世代のカラーが違うのは、その世代が生まれたときの星の配置が異なるから、というのが見方の1つです。 来月2012年2月4日「境界線を溶かす」作用のある海王星が魂、形を超えたものをあらわすうお座に入室します。
とくに公転周期の遅い天王星、海王星、冥王星の配置は、世代の特徴に色濃い影響を与えます。
今回は現在生まれてくる世代の強みを綴ります。
現在(2011年3月~2017年位まで)、生まれてくる赤ちゃんは、概ね天王星と冥王星90度の配置で生まれてきます。
【参考】現状突破のブレークスルー「天王星と冥王星90度の時代」
それは、どんなギフト(強み)を持って生まれてくることなのか?下記にその一部を書きますと・・・
★大きく変わる激動の時代に対して生まれながらに免疫がある。
★V字改革、逆転ホームランなど、潜在的にめざましい復活パワーが強い。
★おひつじ座とやぎ座の90度なので、国家や既得権益、既存の慣習に新規の風を送りこみ、根本から変容させる。パイオニア。
なお、もし個人のホロスコープで太陽、月などの個人天体にこの角度が強くかかわった場合には、個人生活において試練のときこそ俄然元気になる傾向をもつかもしれません。
海王星のうお座入室
もちろん、海王星は昨年2011年4月に一度うお座に入っていますから(その後逆行してみずがめ座に戻っていた)すでに影響は始まっているのでしょう。
さて、海王星が「友人や仲間、同志、ハイテクノロジーをあらわすみずがめ座」にあった1998年~2011年頃。
インターネットによって国籍や距離の壁が解かされ時空を超えて人々が繋がりました。
海王星がうお座に入室(2012年~2025年)の時期、どんな展開が予想されるのか?
海王星は、目に見えないもの、芸術、写真、スピリチュアルなものも表します。
ネットや写真や芸術を通して人がさらに繋がること。
又、スピリチュアルなもの、目に見えないものの認知度がネットを通じて広がること。
海王星は、形を溶かす性質と、
目に見えないもの(無形のもの)を形にしていく性質を持ちます。
そしてうお座は、既存の社会的価値観を超えた、魂など人間の本質や根源的な視野をあらわす星座です。
何でもあり。多様性。みんなちがってみんないい、の認識がさらに広がる。
社会レベルで見ると、フリーエネルギーとまではいかなくても、エネルギー面で無から有を生むような技術がどんどん出てくるのではと期待もこめて思います。
そして、昨年話題になったニュートリノなどをはじめ素粒子、物質を構成しているものの研究がさらに進み無から有を生む、錬金術のような技術が登場するでしょう。
海王星がうお座を通過する時期、「頭は天に、足は地に」を意識することが海王星の「形を溶解する、無形のものを形にする」エネルギーを建設的な方向に使えるでしょう。