能力アップ、才能を授かる法則?
(2011年9月号)
個人の努力、プラスアルファの話
今回は「能力アップ、才能を授かる法則?」について綴りたいと思います。
以前、斉藤一人さんという、日本一の納税額を納めた個人実業家の方の著書で、
「目の前の仕事を一所懸命やると、優秀な指導霊さんがついて(仕事運など)アップする」というような内容のものを読んだことがあります。
又「使わなくなった知恵を出すと新たな知恵が入ってくる」というお話もありました。これは体験したことがあるので、今回その体験談を書かせて頂きますね。
占星学のお仕事をオープンする前、私は一時期、占星学の勉強に行き詰っていました。
ところが、ある時を境にわからなかったことが急に理解できるようになったのです。
いつものように勉強していたとき、これまで理解できなかった箇所が急に「開けたように」分かるようになりました。
それ以降、スムーズに勉強が進んだのですが、私の中でふと「わかるようになった原因は“あれ”かもしれない」というのが湧き上がってきました。
ここからは私の主観なので了承ください。それは、表面的な行動としては全く繋がりのない事だったのです。
ですので最初は「きっと、睡眠中に知識が海馬に落とし込まれて、それで何日か経って、理解できるようになったのかな」なんて解釈しようとしていたのですが・・・けれどやはり、直観的に何となく“あれ”だと思ったのです。
それは・・・本の寄贈でした。(写真はイメージです)
年末の大掃除で、もう読まなくなった書籍を、かなりの量(大きなダンボール2つ分)、お正月明けに、図書館に持っていったのです。
理由は「ブックオフが近くにないから」。形としては寄贈になりますが、もしブックオフが近くにあればブックオフに持っていったと思います。
上記の行動と、分からなかった勉強が理解できたことは、表面的にみると、なんの関連性もありません。
けれど、私の中の何かが、その2つに関連性を感じたのです。
余談ですが、こういった「関連性」は、カラーセラピーではロイヤルブルー(第3の目のチャクラの色)で解釈されることがあります。
話を戻します。
そしてその後、世間や周りを見渡したときに、ずっと能力を上げ続けていたり、才能が開花しつづける方というのは、斉藤一人さん流(元は松下幸之助さんの教えだとか)に言えば「使わなくなった知恵を出すと新たな知恵が入ってくる」を実践されている傾向があると気づきました。
使わなくなった知恵を出すとは、世間や、必要としている人々に、自分の持っている知識情報、知恵をアウトプットしたりお教えしたり、分かち合ったりする事です。本の寄贈もこれに類するものだと思います。
あと、周りや世の中を見ていて、不特定多数の人へ貢献なさったことは、巡り巡ってその人に何らかの新たな能力や才能あるいは良い境遇をもたらしているようにも見受けられます。
なんとなく「不特定多数」というあたりがポイントのように思いました。
おそらく、“我”が入らないからかもしれません。
でも、不特定多数でもそうでなくても、我がなくてもあってもどちらでも、分かち合ったり助け合ったりは、当然ながら、大切で尊い事ですものね。
与えたものが返ってくる。これは、バシャール曰く、宇宙普遍の法則だそうです。
そういった意味でも、「使わなくなった知恵を出すと新たな知恵が入ってくる」は、能力アップや才能を授かる法則の1つなのではないかと思いました。