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![]() アストロロジーは、あなたの生まれた瞬間の天体(星の配置)や星の経過が運命の鍵を握ると言う理論に基づいた学問、最古の科学ともいわれるものですが、絶対的な予言、宿命論ではありません。 なぜなら、1つ1つの星は「あなたの中にある意識」だからです。例えば、おおまかな例ですが ホロスコープというあなたの生まれたときの天体の星の配置図には、複数の惑星が記されますが、たとえばそこに記される金星は何を表しているのかというと、あなたの中の「愛と美」「心地よさ」といった美的感受性をあらわしています。又、土星はあなたの中の「慎重さや計算」です。 あなたが日常でときめきや愛情を感じる瞬間を大事にしているという事は、夜空に瞬く金星と調和しているという事、あなたが適度な慎重さを持つ方だとしたら、空にある土星と調和している事です。 つまり、自分の中の意識と調和するということは、天にある星と調和している事でもあるのです。 以前、「最小を映し出す顕微鏡と、最も遠くを映し出す望遠鏡があったならば、 見えるものは同じかもしれない」という話をききました。 最もはるか彼方の遠くにあると思っていた天体は、今ここにある あなたの意識を映し出しているのです。その延長線で考えると・・・ 俗に言う「星回りや運勢に振り回される」ということ、何かアンラッキーなことが起きた時に「そういう星のもとに生まれた」ということは、実は存在しないのです。 ただ、平均寿命が短く、人が自分の意識を成熟させることができないうちに人生が終りになってしまったような昔の時代は、その人の持って生まれた星(=その人の先天的な資質や行動パターン)が、絶対的な宿命のように、解釈されてしまっていたことは、無理のないことかもしれません。 けれど、平均寿命がアップし、時代や現実がより新しく開けている現代においては、星を超えていく力をすべての人が持っています。 この星の言語シリーズでは、アストロロジーで主に使われる星や配置を取り上げていきます。お楽しみ頂けましたら嬉しいです☆ |