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The world is full mysteries

パラレルワールド(並行世界)~望む未来につながる鍵~
(2017年1月号)

映画の中の時間旅行

目次
★1:『君の名は』~過去と現在と未来は、同時に起きている?~
★2:『この世界の片隅に。』~タイムラインの癒し~
★3:『本能寺ホテル』~過去に変えられなかったことは、変えなくて良かったこと~
★4:「あるべきところに自然に導かれる」by「君の名は」Another Side:Eartbound
★5:もっとも、抵抗のない道 ~流れのままに~


★1:『君の名は』~過去と現在と未来は、同時に起きている?~

昨年(2017年)、最も話題をさらった映画といえば、『君の名は』(新海誠監督)ですね。



東日本大震災へのオマージュとも言われるこの映画は、「パラレルワールド(並行世界)」をも示唆しています。

■パラレルワールドとは?
存在する可能性の世界がいくつもあるという概念です。たとえば、Aという未来、Bという未来、Cという未来。それらは無限の数あると考えられています。

映画『君の名は』では、主人公2人の「選択」により、2人にとって、又ヒロインの故郷にとって最善の未来に繋がりました。

占星学の観点では、現代はみずがめ座の時代。みずがめ座はパラレル(並行)をもあらわします。平行世界は量子力学の解釈の1つですから、みずがめ座時代は、量子力学によって多くの神秘が解明されるのかもしれません。


又、カラーセラピーの観点では、みずがめ座時代はターコイズブルーの色彩言語が示唆する時代です。

ターコイズブルーのギフト(長所)である「1人から多くの人へのコミュニケーション」「人生を自由にデザインするという意味での自由」「集合無意識の活性化」が一般化する時代になるでしょう。

余談ですが、2001年にカラーセラピーの講義を受け「1人から多くの人へのコミュニケーション」と学んだときには、具体的なイメージがわきませんでした。単純に、マスコミ(テレビ、雑誌)や講演等のことかと思っていたのです。

けれど、いま思えば、その後の著しいITの普及、SNN、ブログなどによる1人から多くの人へのコミュニケーションのことだったと、気づきました。

そして、「集合無意識の活性化」とは、単純な表現でいえば時空を超える、テレパシーの活性化。

もちろん、自分以外の人とのテレパシーを指しますが、同時に、過去の自分や未来の自分とのテレパシーの活性化も示します。

★自分が、何か特定の未来を望んだとき、その「すでに実現している未来」の自分と、コンタクトをとる。逆に、「すでに実現している未来」の自分から、現在のあなたにコンタクトをとる。

望むから実現するのか、実現しているから望むのか。それはきっと、両方からの作用(並行)なのでしょう。

【参考】
「希望の正体~未来の自分からのメッセージ~」(2016年3月号)

みずがめ座は時空を超える質を持ちますから、占星学の観点では、みずがめ座の時代は、時空の壁を超えて、未来の自分と「意識の面で」つながることが可能なのかもしれません。



★2:『この世界の片隅に。』~タイムラインの癒し~

さて、映画の中にはパラレルワールドは登場しませんが、個人的に、過去の先人からのメッセージを感じた映画が 『この世界の片隅に』です。



先の大戦時の、広島県呉市が舞台です。呉市にお嫁にきた、すずさんの日常。

私は、昔、祖母から聴いていた戦争中の話を思い出しました。

戦時中とはいえ、人々の暮らしは続いていく。衣食住をきりもりしていく。

空襲警報が鳴ったときの映画での描写や行動は、生前、祖母から聴いていた話そのものでした。

祖母からもっともっと話を聴いておけば良かったと思いつつ、観終わった翌日の朝、
「あなたは、あなたの時代の人生を生きて」と、天国の祖母に言われたような感覚がしました。

先人のお陰で、日本の平和な時代に生まれることができ、だからこそ、この時代にしかできない、自由で創造的なあり方、楽しんで生きることを大事にしようと、改めて感じました。


さて、先述の通り、カラーセラピーの観点では、みずがめ座をあらわす色彩の1つに前述のターコイズブルーがありますが、その補色のコーラルピンクには、「タイムラインの癒し」というギフトがあります。

コーラルピンクの色彩言語も多々ありますが、個人的には“今”の自分が幸せで楽しくしていることが、過去の自分はもちろん、それを超えて、祖先への癒しになる”のです。




★3:『本能寺ホテル』
~過去に変えられなかったことは、変えなくて良かったこと~


映画『本能寺ホテル』は、歴史上もっとも有名で謎に包まれた「本能寺の変」の前日に、現代を生きる女性(綾瀬はるかさん)がタイムスリップ。織田信長(堤真一さん)に、<本能寺の変のことを伝えるというストーリーです。



織田信長に、明智光秀の謀反のことを伝え、「光秀の謀反、承知した」と、内容を素直に聴いてくれた信長。主人公は、「歴史、変えちゃった?」と思うのですが・・・。

展開やラストはここでは綴りませんが、このフィクション映画の中の信長は、未来に泰平の世が来ることを、主人公が落としていった平成時代のチラシを見て察し、自分の運命を超えたを受け入れたのかもしれないなあ、なんて思いながら観ました。

1人1人の意識を超えた大きな流れというのも、確実に存在するように思います。そしてその大きな流れをつくっているのは、集合無意識(1人1人の想いや願いが集まったもの)なのかもしれません。



★4:『あるべきところに自然に導かれる』by「君の名は」Another Side:Eartbound


さて、映画『君の名は』に戻ります。



番外編の小説「君の名は」Another Side:Eartboundでは、映画の後半で、なぜ主人公みつはの父が、その時点では根拠のない隕石落下=その前に村民を全員避難、の指示を決断したかの詳細が書かれています。

みつはの父は、婿入りした神社と、妻(みつはの母)の件で神社と決別し、その後、政治家に転身したことが、結果として災害から町民の方々を全員避難させることにつながった流れに気づき、そこで彼は

「あるべきところに自然に導かれる」と悟ります。

★自分の計画や思考の及ばないところにあるかのような、大きな流れ・・・。

私は昔、カラーセラピーの恩師のマサシティーチャーに「過去にできなかったことは、そうしなくて良かったこと」と聞きました。

過去に、どうあがいてもできなかったことは、やがて「これで良かった」と思える未来につながっているのです。


★5:もっとも、抵抗のない道 ~流れのままに~

個人的な体験ですが、少し前まで私は「過去に望んだから、未来にそうなった。」ともちろん感じていましたが、
近年は「未来に待っていたから望んだ。」と感じることが多くなりました。

未来から引っ張られるような感じ、それもみずがめ座時代の特徴なのかもしれません。

けれど思い起こしてみれば、人生の中で「そうすることしかできなかった(不可抗力)」あるいは「そうしたかった(望んだ)」という選択の繰り返しによって、自分にとってベストな今にいると感じているのです。

一番、抵抗のない道(自然な道)を選択してきた。その自然な道は、「そうなるようになっている」「すべて決められていたように感じる」
★一見、逆説ですが「望んだとおりの道」と、「すべて決められていたように感じる」は、イコールなのかもしれません。

そしてそれこそが、「大きな流れ」のように感じます。

ターコイズの色彩言語に「流れに乗る」というものがあります。
そして、補色のコーラルには「公の善のために」又、みずがめ座には「1人は万人のために、万人は1人のために」という質があります。

大きな流れというのは、常に全体にとって、より良い方向に拡大し向かっているのかもしれません。


★そして、望む未来につながる鍵、それはやはり、今を100%楽しむこと、望む未来を信頼することなのかもしれません。


いかがでしたか?テーマが壮大なこともあり、纏めきれなかったのですが、パラレルワールドや集合無意識については、またメルマガで綴らせて頂きたいと思います。ご高覧ありがとうございました。

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