人との出会いやご縁&シンクロニシティを呼ぶ人の特徴
(2006年10月号)
ご縁の神秘
今回は、人とのご縁などについて、最近気づいた事を綴らせて頂きます。
●その1:ご縁とは、才能の贈り合い
90年代のヒット曲のフレーズに「♪出会いこそ人生の宝探しだね」という言葉がありました。
まさにそのとおりで、出会う人や周りの人に対して、自分が、相手の才能を認めたり感動したりした途端、その相手の才能のひとしずくが自分の中に芽生えます。
又、仲が良い間柄というのは、お互いの才能が伝染しやすいのです。(お互いの特技を双方が発揮できるようになる)心から褒めたときにも、才能は伝染しやすくなります。この理由については、後述の「その3」で詳しく書きます。
●その2:常に良い出会いや良いご縁に恵まれていらっしゃる人の共通点を発見!それは、出会う人や周りの人にいつも感謝している。
最近は「ありがとう」という言葉が運気アップに繋がるというのは雑誌等でも取り上げられていますが、感謝が習慣になっている人には、周りの人がその人に対して応援したり大切にしたりしたくなる“人心”があるからです。
感謝の波長は、感謝できる環境を引き寄せる。必然的に、出会い運がさらに良くなるのでしょう。
●その3:21世紀は、出会いたい人と、出会える時代
心理学では、深層心理(心の奥底)では全ての人が繋がっているといわれます。
世界中で同時期に同じような発明が生まれたり、長く会っていないにもかかわらず偶然再会したり、誰かのことを考えていたらその人から電話がきたりするという偶然は、深層心理のアンテナ網でつながっているからです。
スイスの精神科医・心理学者カール・グフタス・ユング(下写真)はこれを集合無意識と言いました。
そして、21世紀はそのアンテナ網が活性化する時代です。なぜなら、インターネットがそのアンテナ網の顕現化の役割を果たしているからです。
●その4:人との出会いによって人生がバージョンアップする人の共通項。それは、出会う人や周りの人の幸せを祈っている。
↑実はこれは、願いや夢を実現しやすい人の共通点でもあります。
日本1の納税額を納めた実業家、斎藤一人さん(書籍多数)は、「出会う人出会う人に、“この人に良きことがなだれのごとく起きますように”と想うと、人生がうまくいく」と仰られています。
人の幸せを祈っていることは、深層心理では、自分に幸せを許可したことになるのです。
人を許したり愛したりする分、願いや幸せが叶っていくのはたぶん、ここにも理由があるのかもしれません。
又、脳は一人称ですから、「人にしたことは、自分にしたこと」なのです。
余談ですが、最近、敬愛する友人がこんな事を教えてくださいました。
「本当に(相手の幸せを)祈ると、本当にその想いは相手に届くんですって。ほんわかした、なんだか不思議なあたたかさや、光のようなものになって。そして、相手の方が、普段より少しだけでも幸せな思いを持つことができるんですって。」
彼女はお仕事でも有能な上に、どこにいっても周りを笑いでいっぱいにする人気者な方なのですが、その秘密はこんなところにもあったのだなあと感じました。
●その5:シンクロニシティ(偶然をこえた偶然=必然)が発生しやすい人の共通点
「シンクロニシティ(偶然をこえた偶然)」という言葉は、テレビ番組『オーラの泉』で市民権を得たようですが、シンクロニシティが発生しやすい人の共通点は・・・
★自分の心惹かれることや、興味あること、好きなことの情報を集めたり、体験したり、発信されたりしている。
★前向きな言葉が多い。
★自分が心を開くことによって、相手の心を開く暖かさがある。
★「こうでなければいけない」というこだわりに縛られていない。
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余談ですが、個人的に最近体験した出会のシンクロ二シティ。
7年前(1999年)にハワイで一度お会いし、ずっと御礼をお伝えしたいと思っていた方と、思わぬところで再会し、感動致しました。
再会のきっかけはネットだったので、やはり21世紀は、出会いたい人と出会える(再会できる)時代なのだなと嬉しくなりました。
ブログにてその出来事を綴っております。
「vol.189 出会いやご縁は用意されている!?」