人は十人十色・人間関係の法則
(2007年1月号)
自分に合う人に出会うためにも・・・
今回はWITH掲載の御礼もかねて、人の十人十色から派生する人間関係の法則を綴らせてくださいませ。
★自分の色(本質)を知る、私自身はオーラソーマ(英国式カラーケアシステム)に出会ったことで理解しましたが、それ以外の方法でも、自分の本質を知ることは可能だと思っています。
というのも、自分の色(本質)を知るというのは、★素の自分を受け入れて愛すること ★無理して自分以外のものになろうとしない=自分の価値を認める ★自分の長所だけに目を向ける によって可能だと思うからです。
3つ目に書いた、自分の長所“だけ”に目を向けるというのは語弊があるかもしれませんので、詳しくご説明致しますね。
これは、都合の良い部分にしか目を向けないという意味ではありません。
人には、光と影(短所)があり、そしてそれは、一生なくならないそうです。
そして日本の従来の教育というのは、短所を克服するよう頑張るシステムに根付いているようです。
自分の足りないところを探して、直そうとしたりする事が美徳のようにされていたのです。良く言えば謙虚、ともいえるのかもしれません。
けれど、私自身が体験したことと、カラーセラピーで学んだことによると
●マイナスに目を向けるとマイナスが増えてプラスが減る。●プラスに目を向けるとマイナスが減りプラスが増える。→ちなみにマイナスが無くなったわけではない。見る方向が変わったということ。
私がカラーセラピーの基礎を学んだ先生は男性で、飲食業界で実業家として成功された方でしたが、その先生いわく「↑この法則は、ビジネスでも同じなんですよ」と仰っていました。
たしかに、短所という概念は相対的なものですし、それを克服しようとか相手を変えようとすると時間がエンドレスにかかるように思います。
そういった意味でも、長所に目を向けたら短所が消えていくというほうが、生産的で効率的であると個人的にも感じます。
又、日本一の納税額を納めた実業家、斎藤一人さんの智恵でいえば“自分は完璧というところからスタートするとお金でも何でもプラスに増える”という事かもしれません。
そして、この「自分はこのままで完璧だと思うところからスタートする」がありのままの自分を愛することなのだと思います。
これは、これ以上成長しないとか天狗になるとか驕りたかぶるという意味ではありません。
まったくその逆で、自分がこのままで完璧なんだと思えた時、人は心底安心して「もっと成長したい」と努力を楽しむことができ、周りの人を沢山愛せるし愛されるようになるのだと思います。
そして、ここからが重要だとおもうのですが、自分を肯定している=自分の本質を表に出していると、自分の個性を尊重してくれたり、自分に合う人達との幸せな出会いが増えるということです。
これが、人間関係の法則だと思います。
以前心理学の本で「本当はライオンなのにウサギのふりをしているとウサギが集まってくる。」という説を読み、納得した記憶があります。
逆に言えば、
「あなた自身を隠していると、本当にあなたを求めている人があなたを見つけることができない」
という事かもしれません。
WITHさんの取材の際も「自分と違う色気や魅力をめざすと、自分に合わない異性がやってくる?」という話題が出ました。
21世紀はカラーセラピーでも個性化の時代といわれています。「私はだれ?」というテーマがあり、1人1人が個性を発揮した上で全体と繋がる時代です。
自分に合う人に会える時代。だからこそ、自分の本質を大事にしたいですね。