「おうし座が教えてくれた、愛情運と金運の密な関係」
(2004年4月創刊号)
愛とお金の繋がり
長い間、不思議に思い探求していたテーマの1つに「愛情とお金の関係」というものがあります。
ここでいう愛情とは恋愛も含まれます。
これは私自身の体験と同時に、周りの人達と「愛情面で幸せな時期は金運も安定している。また逆もしかり。両者は繋がっている」という旨の話になった事がきっかけでした。
たしかに、両者がつながっているのは普通に考えても当たり前かもしれません。
「恋愛がうまくいっていると仕事もはかどる」
「愛する家族がいるから仕事にも一層やりがいが出る」というような事は、
よく世間一般に聞かれる事です。
愛(家庭)を良い状態で持続するにはもちろん豊かさが必要であり、
豊かさを持続するには愛というガソリンが必要です。
両者は支え合っているものなのでしょう。
けれど、さらにその「愛情運と金運。両者のつながりの“間”に何があるのか?どんな意識作用が
はたらいているのか?その意識作用こそ愛情運や金運をさらに高める鍵なのでは?」と探究した結果、西洋占星学における「おうし座」の質に辿り着きました。
西洋占星学ではおうし座は「お金」「物質的豊かさ」「貯蓄」をあらわします。
又、ホロスコープではおうし座に対応している「2番目の部屋」というのがあるのですが、そこは財運をあらわす部屋です。
今回の記事の主旨ではないため詳細は割愛させて頂きますが、一言でいうと「おうし座は財運や貯蓄をあらわす」と捉えて頂ければと思います。
では、なぜおうし座が財運と貯蓄をあらわすのか。
それはおうし座のポジティブな面である、
★自分で自分を満たすことができる質
★自分の持っているものに満足する質
★今あるものに満足する質
なのではと思われます。
なぜなら人生は「“自分が持っていると思うもの”だけが増えていく」ものだと思うからです。
自分の中に愛を感じることができれば愛を手に入れることができ、
反対に自分の中に愛を感じていなければ、いくら外からの愛を手に入れてもそれに満足できず、
結局は手放してしまうかもしれません。
お金にしても同様です。
日本で毎年トップクラスの納税をされる銀座日本漢方研究所の創始者斎藤一人さんは、その著書『変な人の書いた成功法則』の中で、
どんな自分でも今のありのままの自分を認めてあげて、
自分は今このままで完璧な存在なのだ、という地点からスタートしないと、
どんなに稼いだとしても稼いだ以上に使ってしまう、逆に自分はこのままで完璧、と思うとお金が残る使い方をしていくようになる、
と書かれています。
又、自分には魅力があると思っている人は、それを前提に行動しますよね。
物怖じしない態度や自信、オープンな雰囲気などとしてそれが出るかもしれません。
その逆も然りです。
つまり、心や脳は、「持っている」と思うとそのように行動する傾向があるようなのです。
最も顕著に出るのは多くの時間や言葉を共有するパートナー同士かもしれません。
パートナー(配偶者、恋人)に対して「あなたのこういうところが素晴らしい」と伝え続けた箇所は永遠の宝石になるかもしれません。
人には、まだ使っていない魅力や眠っている才能が無限にあります。
まだ発揮していないだけであって、「持っていない」わけではないのです。
「自分がすでに持っている」と思うことは、愛情運や金運をよりアップさせることに繋がると同時に、
まだ発揮していないけれど確実に自分の中に存在している多くの才能に、アクセスすることに繋がるでしょう。