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「未来からの贈り物~原因は未来にある?~」
(2008年6月号)

人生の神秘

今回は、未来のお話です。

10年近く前、カラーセラピーに出会う前の私自身がそうでしたが、人は、何か問題やチャレンジが人生で起きたとき、

「過去の自分がいたらなかったから、こうなったのかな?」「自分に欠点や短所があって、それがこの結果を作ったのかな?」と思うことや自分を責めることがあります。

けれど、そのときはそのときで精一杯の選択だったでしょうし、きっと、どうしようもなかったわけです。







ちなみに、ここでいう出来なかったことというのは、ベストをつくしたけれど、それしか選択しようがなかった、というその時の自分にとっての不可抗力をあらわします。

私のカラーの先生は、その当時の私に、

「出来なかったことは、しなくてよかったことなんです」「出来なかったことは、出来なくてよかったことなんです」と仰いました。



その言葉に心がふっと楽になった記憶があります。

それは、そのままの自分を認めてあげることに繋がりました。

そこから初めて、前に進めたように感じます。






けれど、この「出来なかったことは、しなくてよかったこと」には、実はもっと深い意味が隠されていたのです。

それは、過去に自分がどうにもならないほど悩んだり、困難と思った事がきっかけとなって、未来に才能や魅力を授かっていることです。

これは、普通の時間軸で考えると、過去のチャレンジを越えたから未来に才能になった、となります。

けれど、逆もありうるのです。

未来に才能や魅力として授かるから、過去にチャレンジ(課題や試練)として経験したと。



最近の私には、なぜか、この逆の時間軸の考え方がしっくりくるようになりました。






さて、最近、あるイベントを企画していたとき、当初予定していた会場が広さ的にも開催場所として難しくなり、残念に思っていました。

そんなとき友人のCさんが、かねてからオススメの場所をご紹介くださったのですが、そこは、開放的な広さ、環境、コスト的にとっても理想的な場所でした。

さらに驚いたのは、その会場の上階に、5年前に1度だけお会いし、とてもお世話になった画家さんのオフィスがあり、なんと5年ぶりに偶然再会できたことでした!!

Cさんは、私とその画家さんに親交があった事はもちろん知りません。

つまり、当初予定通りの会場だったら、再会できなかったわけです。




こういったシンクロが起きると、やはりどうしても、「ベストをつくした上で出来ないことは未来に原因がある」といった感覚がしっくりくるようになりました。

もちろん、ここでいう「未来に原因がある」とはネガティブな意味ではなく、「未来に贈り物がある」という意味です。

そして、おそらく、いつも自分を肯定していることが、その「未来の贈り物」をちゃんと受け取れることに繋がるのだと感じます。



前述の例でも、もし私が、最初の会場で無理に開催しようとしたら、自分にも無理を強いたと思うし、会いたかった人との再会も実現しなかったわけですから。

人生のいついかなるときでも、その時々の自分を自分自身が認めてあげることは、大事なのだと思いました。

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