エンジェリックデザイン

お問合わせ
Newsletter backnomber since2004

“単純な考えが人生を変えた”映画『インセプション』
(2010年9月号)

現実を動かす潜在意識

映画 『インセプション』(日本公開2010年)



潜在意識を扱った映画で、すごく面白かったです!

映画のストーリーは、ライバル企業の次期会長の潜在意識に、

その企業をたたむようインプットするという仕事依頼を受けた主人公(レオナルド・ディカプリオ)が、

任務遂行の過程で自分自身の潜在意識に埋もれた過去に向き合いながら仕事を遂行していくというものです。

映画の中に、

「自然な考えのインプットのほうが潜在意識に定着する」

「感情面に働きかけ潜在意識のより深い面にインプットする」

「単純な考えが人生を変えた」

など、心理学的な裏づけのあるメソッドがところどころに使われていて説得力がありました。

そして、いかに、私達の人生や行動を動かしているのが顕在意識ではなく潜在意識であるかが、わかりやすく描かれている映画でした。



よく使われる喩えに、顕在意識は海に浮かぶ氷山の一角で、海の中にある氷山自体が潜在意識というものがあります。

つまり、海中で見えない=普段意識していない潜在意識の方が意識の大多数(9割以上)を占めていて、かつ現実を創造する力があるという事です。




さて、人生が、潜在意識にインプットされたことの再生であれば、さらなる成功や幸せを望むときには、新たな情報を潜在意識にインプットする必要があります。

そのインプット方法としてイメージング(潜在意識に入りやすい)が効果有りといわれていますが、これは皆さんよくご存知と思います。

さらに、アファメーションなどの反復(繰り返し)もよく知られていますよね。



1953年に行われたエール大学の卒業生追跡調査も有名な話です。

卒業生の20年後、3%の卒業生の総資産が残り97%の卒業生の総資産より多かった。(つまり、経済的な成功を収めたということ)

エール大学ですから、卒業生はみなさん優秀な方ばかりだと思うのですが、その3%の卒業生と97%の卒業生の決定的な違いは何だったかというと、成功を収めた3%の卒業生は「目標を紙に書き出していた」。残り97%の卒業生は「目標を紙に書き出していない」だったそうです。



又、同じような調査で(出典忘れました)一定の人数で統計をとったところ、3%の方(成功している方々)は「目標を紙に書き出し、毎日見て声に出して読んでいた」

10%の方(そこそこ成功している方々)は「目標を紙に書いた。毎日は見ず読まない」

60%の方(普通の方々)「目標を紙に書かない」、27%の方(どつぼの状態の方々)・・・たぶん、目標すら無かった、というものがあるそうです。



このような調査という一側面から見ると、「人間は目標や夢を忘れてしまう生き物。ゆえに忘れない人が成功していく。」というのは合点が行きます。

余談ですが歴史に名をのこす成功者は「3トウ(倒産、闘病、投獄)を体験している」という一説もあり、これは、歴史を変える偉業ほど大きな内面的成長、つまり潜在意識のブレイクスルーが必要だからなのかなとも思いました。

もちろん、私含む多くの人はごくごく当たり前の日常での平和な幸せが一番と思われます。

ですので、上の例は極端ですが、願望や目標をしっかり持った上で、日常でちょこっとスランプなどに陥ったときに

「今は内面の成長をしているのだな。新しい成功や成長につながるために潜在意識がブレイクスルーしているのだな」と前向きに捉えることで見えてくるものもあるかもしれませんね。

アストロロジーリーディング

ご注文フォームより365日受付中!

ページトップへ戻る