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「“2025年7月5日”を占星学から見る」
(2024年4月号)

未来を選ぶ


百花繚乱の季節がやってきました。

今回は、2025年7月5日について娯楽的に綴ります。

2年位前、予言漫画として有名な「私が見た未来 完全版」(たつき諒さん著)を拝読しました。




2011年3月の大災害を、90年代に予見していたとの事で一躍有名になった漫画です。

その後、今度は2025年7月に大災害を予見されたということで、 都市伝説のように「2025年7月5日」は何かが起きる日、 とネットで噂になっているのです。

しかも、たつき先生の情報だけではなく、ほか各方面(胎内記憶、 シャーマンの予見、スピリチュアル関係など)の知見からも、 隕石が落ちるとか大地震が来るとか、様々な情報が溢れています。



占星学では、地震発生や隕石落下の日は、もちろん分かりません。 それを正確に割り出せるよう、たゆまぬ努力をされているのは現代科学です。

しかし一方で、こういう、注目される日や時期の星の配置を見ると、人類や世の中の集合無意識の声の象徴として、 そういったイメージ、噂が流れるのかなと思ったりもします。




では今回、集合無意識のどんな象徴なのか?それを綴りたいと思います。

2025年7月5日の星の配置を見たとき、 土星と海王星が重なっているのがポイントと感じました。 この配置は36年ごとに形成されます。

前回この配置ができたのは1989年。

やぎ座で重なっています。 日本では1月に平成がスタート。 世界的な出来事は、ベルリンの壁崩壊と、冷戦終結。





★土星は現実、固いもの、枠組み、制限、ルール、既存の常識を表わします。 唯物論的な天体。

★海王星は、夢や、目に見えないもの、形のないものを表わし、 形や枠を「溶かす」作用のある天体です。


この2つの天体は、個人的には、天を地に降ろす作用とも解釈しています。 理想を地上に実現しようとする力。

あるいは、 永遠に続くと思われた地上のものも、海王星は溶かし、時に泥水にし、 時に腐敗させ、形を無くしていくのです。 ベルリンの壁(土星)が崩壊したのは、土星と海王星の組合せの象徴のように思います。

なお、以前この配置が獅子座でできた1917年は、「ファティマの奇跡」が起きた年。






「ファティマの奇跡」とは、同年、ポルトガルにあるファティマという村で、3人の子どもたちの前に聖母マリアが出現し3つの預言をもたらしたというもの。のちにこの奇跡は、ローマ教皇庁も認めています。

「ファティマの奇跡」は、昔『世界ふしぎ発見!』で観て、興味を持った記憶があります。

一説では、 その奇跡の場に10万人ほどの民衆が集まり、太陽がダンスするのを見たという証言が多くあることから「太陽の奇跡」ともいわれています。

私はこの奇跡を目撃していないから何とも言えないけれど 目に見えないとされているものが地上において奇跡と公認された、 というのは、土星と海王星のプラス面だと思いました。



さて、2025年7月5日に戻ります。

その時期の土星と海王星の合は、おひつじ座で起こります。

おひつじ座は12星座という輪廻のスタート星座です。




2025年7月5日、集合無意識は、 全く新しい理想を地上に降ろそうとしているかもしれない。

その時期に、古い制度で限界が来ているものは新しい技術によって 一新されやすくなるのかもしれない。

なお、海王星は、土星よりももっともっと長いスパンや目に見えない次元までを含み、目先の利益だけではなく、長きにわたっての利他を優先する天体です。

1人1人の心の中で、 永遠的な大事なもの、魂の視点のようなものを明確にできたとき、 その人にとって、望むパラレルワールドの2025年7月5日に 繋がるかもしれませんね。

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