「シンクロニシティ。以心伝心の不思議」
(2006年6月号)
テレパシーの時代
最近、偶然の出会いが多いなあと思う今日この頃です。
ある人のことを思っていたら、天文学的な確率!?の場所でバッタリ会ったり、
ずっと連絡をとろうと思っていた方から電話を頂いたり等。
みなさんも日常でこういったことはおありなのではないでしょうか。
実は、21世紀はこういったことが一層増えていく時代なのだそうです。
人と人とのつながりがテレパシーレベル(心理学でいう集合無意識レベル)で活性化する時代で、必要な時に必要な出会いが起こるというシンクロニシティ(偶然を超えた偶然=必然)が多く起こっていくようになるのだそうです。
今回は、
人と人が心で繋がったときに起こるシンクロニシティおよび以心伝心の不思議について綴ります。
その1:相手を大切に思うと以心伝心しやすくなる
以心伝心は同じ波長の人同士が最も起こりやすいようです。
そして、お互いを認め合っていたり大切に思っていたりすると、同じ波長同士になるそうです。
又、縁がある人というのは出会う前から波長が似ていたりするため、「初めて会った気がしない」と感じたり、中には実際出会う前に夢の中に現れていた、という体験も多からずですが、聞きます。
私自身の体験で特に強烈だったのは、もう5年前(2001年)になりますが、カラーのスクールに行く前日の夜のこと。
少人数制でその時の参加者は私1人と聞いていたにも関わらず、なぜか「明日、同世代の男性が来る」
と、その相手の外見や性別、雰囲気、背格好までイメージがわいたのです。
実際翌日そのとおりの人がやってきました。
後から聞いた処、その人は前日の夜に急遽思い立って申し込みをしたのだそうです。
又、私自身その前日のインスピレーションだけでなくその2週間前と3、4日前に、その人と同じ外見の人が夢の中にあらわれていました。
(当時夢日記をつけていたのでその記録が残っているのです)
その人は、人生の一時期でしたが友人として、その後の私の成長に大きな影響を与えてくれました。
その2:以心伝心やシンクロニシティの根底は、愛かもしれない
下記、『BASHAR』(VOICE刊)より転載致します。
「Tel empathyというのはTel(遠方の) empathy(感情移入)。
でも、かわいそうねというのではなくて、同じ気持ちを持つという意味での「感情移入」です。
無条件の愛のバイブレーションを他の人と分かち合った場合、あなたとその人のアイデンティティが非常に強くなってきます。そのためにお互いの波長が同じになってきて、お互いに何を考えているか分かるわけです。」(以上転載)
その3:以心伝心やシンクロニシティが起こりやすい状態
下記、『BASHAR』(VOICE刊)より転載致します。
「全てのものが繋がっているということを意識的に認めてあげることによって、
全てのものがあるべきところにあって、時間も場所も常に完璧になります。
(シンクロニシティ=偶然ではない偶然がおきる)そして全て肯定的な状況を、
人生の中に引きつけるようになってきます。次から次へと。 (以上転載)
その4:心で繋がっているから出会う
縁ある人というのは、以心伝心、あるいは潜在意識で繋がっているせいか、人生で必ず再会するようになっているようです。
周りにいらっしゃる大切な方々の中でも、初めて御会いした時は連絡先がわからなかったのにも関わらず、ひょんなことから再会できて交流が始まったというケースがありました。
そういった方々に共通するのは、やはり波長というかなんと言うか、人生の方向性や大切にしているものが同じだったり似ていたりするのですよね。
その5:以心伝心はハッピーの鍵
私自身の経験ですが、以心伝心が多くなると、その時必要な情報やほしいものが集まりやすくなります。
「ちょうど話がしたかったor会いたかった」「あ!これ知りたかったorほしかった」「こういうお仕事やってみたかった」というのがベストタイミングでやってくるようになります。
まるで、相手が私の心を知っているかのように。きっと、人は
心で繋がっているからなのでしょうか。
そして、夢や嬉しいチャンスは、人を通してやってくるものだからかもしれませんね。
前述したように21世紀はこういったテレパシックなことが増える時代です。
そしてそれは21世紀のテーマカラー「ターコイズ」からも読み解くことができます。
「ターコイズ」の色彩暗号に“集合無意識にアクセスする”というのがあります。
集合無意識というのは、人類全体の共通意識です。そこでは全ての人が繋がっていると考えられていて、いわば“テレパシーの海”でもあります。
人は皆、
★眠っているとき(夢を見ているとき)
★心がリラックスしていてこだわりがない時
★脳波が8ヘルツ以下のシータ波(欲望がない状態)
★無我夢中、無心になって行動している時
などの時は集合無意識につながっているといわれています。
エレキギターや自動炊飯器、自動ドアなど多くの発明で有名な政木和三氏。政木氏は生命体(魂の境地)に繋がるという表現をされています。
21世紀はコンピューターネットワークの時代、とはよく云われますが、同時に人と人との以心伝心の時代でもあるのでしょうね。