「アストロロジーで見る結婚(時期)のヒント」
(2017年9月号)
いつ、結婚の縁がある?
【はじめに】
占星学では、進行法という、その時々の運気、「いまどんな感じか」を見る手法があります。
進行法の中でも、生まれたときの太陽の進みを見る事は年運に重宝します。
これは、1年に1度ずつ太陽を動かしていくものです。
1つの星座は30度数あり、
これが12星座で360度=1つの円(輪廻の輪)をつくっています。
太陽がさそり座の0度で生まれた方は、30歳のときには、さそり座30度。
31歳のときには、次のいて座のステージに入ります。
【本題】
当社の鑑定データで、
「この星の配置のときに、結婚される方が、やたら散見される」と思う配置がありました。
それは「進行の太陽が、出生の金星の真上にきたとき」です。
これは、古典的な占星術でも言われていることでしたが
実際に目の当たりにすると、偶然では片付けられないものを感じます。
この配置ができる年含め前後1年以内に結婚される方は周りにも当社鑑定データにも多く、
芸能界では、観月ありささん、神田うのさん、水谷雅子さんも。
(※追記 片岡愛之助さん、香取慎吾さんも。
なお、ご結婚ではありませんが浜崎あゆみさんはこの配置の時期に初産)
それまで独身を謳歌していたような場合でも、または、まだお相手と出会っていなかった場合でも、この星の配置の年には、ご結婚されたり、この配置の年に結婚相手に出会う可能性が高いのです。
つまり、結婚に繋がる何らかのアクションが起きやすくなるようです。
余談ですが、元祖魔性の女といわれた葉月里緒菜さんは、あと2年ほどでこの配置ができるので、ご再婚されるのでは~と思ったりします☆
(※追記 この記事を書いたのは2017年ですが、2018年ご再婚されました)
【体験談】
一番はじめに気づいたのは自分のケース。
私自身のホロスコープでこの配置ができるのが33歳、主人が、主人のホロスコープでこの配置ができるのが42歳の年でした。
そしてその年に出会い、同年結婚しました。
そのときは偶然としか思っていなかったのですが
その後も、ご結婚された私の友人女性3人がもれなくこの配置だった時に、
ようやく必然に感じデータを集め始めました。
なお、うち1人とは、この配置ができはじめた年に
「この配置のときは、結婚の時期の可能性が高い」なんて盛り上がっていました。
が、彼女は当時まだ現在のご主人さまと出会われていませんでした。
ただ、彼女は偶然か必然か、
「一緒に生きていく人に出会いたい」モードになり始めていた時期でした。
【補足】
さて、この配置は、生まれたときの太陽が、金星の前にあることが前提です。
たとえば、金星の位置する星座が、太陽星座より前の場合(例:金星がみずがめ座、
太陽がうお座)ですと、物理的にこの配置は形成されません。
あと、太陽が金星の前にあったとしても、
この配置ができるのが小学生のときだったりすると、(法的に)結婚可能年齢で
ないことから現実的に難しくなります。
※もちろん、結婚の配置というのは、他にもありますので
この配置のときしかチャンスがないということはむろん、ありません。
【アストロロジーで見る結婚のヒント】
さて、この星の配置のときは、どういった精神的変化があるのか?を見ていくと、
逆引きで、どういう精神的変化が結婚を引き寄せるのか?に繋がります。
ざっくり言いますと、この配置のときは
★金星(愛と美、調和)の周波数に合いやすくなる★です。
具体的には・・・女性の場合は「愛されたい」「守られたい」「1人でがんばらなくていい」
という、愛を受け取る器、自己受容が高まります。
そして、ここでいう「調和」の周波数とは。
自分の中の女性性と調和しやすくなるという意味です。
女性であることを受け入れる。それは、自分の素直な感情、弱い部分をも受け入れて、
すこんと柔らかく、という在り方のようです。
語弊があるかもしれませんが、この時期のテーマは「がんばらない」です。
“引き寄せ”で著名なエイブラハムさんの言葉を拝借すれば「オールを手放す」でしょうか。
【金星エネルギーいっぱいの映画】
映画『FLOWERS』(2010年)
蒼井優さん、鈴木京香さん、竹内結子さん、田中麗奈さん、仲間由紀恵さん、
広末涼子さんら6名が主演です。大正から平成までの女性の生き方を描いた映画ですが、
時代が変わっても、根底で変わらない「女性性」が鮮やかに描かれています。
とくに、ラストの、蒼井優さん演じる主人公のセリフや在り方は、運命を受け入れて
流れに身を任せる「女性性」の何たるかを、見せて頂きました。
結びに、金星の周波数と合う在り方を綴ります。
「楽しみを大事にすること」「心地よく感じることを選ぶ」「自分をたいせつに扱うこと」
皆様の金星が輝く、夢叶う日々でありますように。