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お問合わせ

『水星~人は、自分がしゃべっている言葉と同質の人生を歩む~』
(2005年10月号)

はじめに言葉ありき

今回は水星です。




水星は、あなたの知的活動やコミュニケーションをあらわします。

あなたのトークの個性が、ホロスコープ(あなたの出生時の天体図)に位置する水星の配置や他天体との角度に表れているといっても良いでしょう。

たとえば、ホロスコープで水星がさそり座にある方は洞察力ある見解をし、深い面や物事の裏まで深堀りできるトークを得意とします。 人の心理の奥迄見通すことができる知性を持つ方がよく見受けられます。

てんびん座に水星が位置している方は、常に周りを心地よく調和する平和的なトークを好みます。又、できるだけ丁寧でソフトな表現をされる方が多いです。

双子座に水星が位置している方は、機転が早く、一度に二つ以上の情報を扱う事が得意な方が多いようです。何かを聞くとと、すぐにパッと答えを返す頭の回転の速さは秀逸です。

おひつじ座に水星がある方は、まず自分自身を主題において話される方が多いようです。これは、おひつじ座が「はじめに、自分ありき」という質を持っているからかもしれません。




今の時代は、メールや携帯、ネットなどコミュニケーションツールが活発になっています。

そして、対人関係はコミュニケーションが双方の掛け橋となっています。

そのため、太陽星座よりも、水星が位置している星座の質を、周囲への印象として与える場合も多いようです。


個人的な例では、私自身はてんびん座に水星が位置しています。

自分のホロスコープで見ても、実際にも、本来男性的で熱い性質を持っていると自覚しているのですが、外への表現方法であるトークはどうにもソフト的に変換されてしまうため、どちらかと言うと穏やかな印象を与えるようです。



さて、カラーセラピーでは水星は黄色として表現されます。 黄色は、知性、情報収集能力、そして光や自己実現をあらわします。

本当の知性とは、人を明るく照らすものなのかもしれません。




そして自己実現されたり、幸せだったりで輝いている方の共通点を見ていると、その人自身の輝きの度合い=普段使っている言葉の集大成のようです。

長い人生、怒ったり悲しんだり弱くなってしまう時が誰でもあります。

ですが、それでも、元気が出たり、心が前へ向く言葉を多く使っている人ほど、 その人自身の輝きは増し、自然と人生も良い流れに乗って行きます。


人間は、言葉というものを授かった存在ですが、その“言葉をどう使うか”は、“人生をどう生きるか”に繋がっているように思えます。

太陽と水星は、天体の運行上、いつも近くに位置しています。水星(言葉)は、常に太陽(自己実現や人生の目的)と密接な関係があるのでしょうね。

個人的には、言葉と自己実現で、もう1つ大切だとと思うのはマイナスの言葉を、プラスの言葉に置き換えて表現するという事でしょうか。これは、カウンセリング実習でも学んだ事です。




なぜなら、言霊というだけあって、言葉の威力は大きいからです。

人は、自分が発した言葉に染まってしまうのです。

もっというと、人は、しゃべっている言葉と同質の人生を歩むようです。

みなさんは、十代の頃、反抗期ってありましたか? 反抗期にはいる時、まずは言葉遣いから入りませんでしたか?

逆の例で、優雅なマダムやセレブといわれる方が品格あるトークの仕方をされる方が多いのも頷けます。

まず初めに、言葉ありきです。品格ある話し方をしていたからハイクラスなものがやってきたのでしょう。

人生は、自分がしゃべっている言葉と同質の人生になる。

まず初めに、言葉ありきなのでしょうね。




結びに、五日市剛さんの『ツキを呼ぶ魔法の言葉』で感激した文を一部抜粋させてください。

『心の持ち方って大事よ。 だけど、もっと大事なのは、言葉の使い方なの。 どんなことを口に出すかであなたの目の前の状況が変わってくるし、あなたの心も変わってくるの。』


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