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●土星からの贈り物 〜時間をかけたものは、簡単にはこわれない〜 西洋占星術では、土星は古くから、試練を表す星と解釈されています。 ホロスコープでその人の土星のある場所はその人の「苦手に感じる分野」「他より慎重になってしまう分野」 「石橋を叩いて渡る様に、時間をかけて克服する分野」といわれています。 勿論、他の惑星との角度やホロスコープ全体の惑星の配置によって色々な要素がミックスされてくるので 一概には言い切れませんが、健康の部屋に土星がある方は、健康の大切さを学ぶ経験をされていて、 健康上の問題に人一倍敏感で様々な医療に詳しかったり、自己表現をあらわす星座に土星のある方は 若い頃はとても恥ずかしがり屋さんで人前に出るのが極度に恐かったり、学問の部屋に土星のある方は 何かを学ぶのにも人一倍の時間を要したりされる様です。 実際自分自身のホロスコープを見ても、土星の位置している部屋や星座のあらわす分野は 「普通は簡単にできてもいいハズなのにナゼカ不安や恐れで、慎重になってしまう」分野でした。 ホロスコープを拝見したお客様方からのフィードバックでも 「うーんその分野(その方の土星の位置している場所の分野)は試練に感じて、必要以上に難しく 考えちゃうんだよね。楽天的に気軽に考えられないっていうか、極度に計算が働いてしまうというか。」 とおっしゃる方が多かったのです。そういう事からも、土星はその人の苦手意識を表す天体ともいわれ、 大昔は凶星とされていたというのも分かる気がする、と思っていました。 けれどあるとき、 私が学んだカラーの先生であり、アストロロジーでも20年以上のキャリアを持つ素敵な方が、 「慎重になってしまう分野、苦手に感じる分野というのは、 “誰よりも真剣に向き合ってきました”という分野なのよ」 と言葉を下さった時、そのメッセージが私の心に深く響き、占星術での土星を理解する上で大きな鍵となったのです。 土星のキーワードは「時間」と一般にはいわれています。 それは「慎重さ」「時間をかけて克服できるもの」「時間をかけてつくりあげるもの」 そして私は“時間をかけたものは、簡単にはこわれない”というギフトであると受け取っています。 時間をかけた分、土星という文字どおり「土台」と「基盤」ができるからです。 実際、年を重ねるにつれ土星のある分野はその人の中の「しっかりした基盤のある分野」になっていくので、 学問や教師の部屋に土星のある友人は、時間をかけて吸収した知識がしっかり自分の血肉になっている事から 教師や講師の仕事で活躍されていたり、健康の部屋に土星がある友人は、御自身の体験を通して健康の 大切さを人一倍知っていらっしゃるので、代替医療の仕事で多くの方々の健康や癒しに貢献されています。 又、人間関係の部屋に土星がある方は、若い頃は人間関係が苦手だったとしても、年を重ねるに連れて 人間関係の達人となり、中にはカウンセラーとして活躍されている方もいます。 自己表現の星座に土星がある著名人では、自己表現のマスターであるチャーリー・チャップリン氏もいます。 人間関係でも、仕事でも、時間をかけて真剣に作りあげたものはちょっとやそっとでは、崩れないものです。 人よりも歩みが遅いと感じたり、人一倍苦手だと思っていたものの後ろに“時間がかかったからこそ” 又は“真剣に向き合ってきたからこそ”得る事のできる、大きなギフトや才能があるのかもしれませんね。 実は自分の土星の分野が仕事になっている私。どうやら試練の星の後ろには、大きな宝物があった様です。 |

