お福分けヴィーナス

「カリスマ編集長さんでもあるあげまん先輩」
今回は女性誌やコミック雑誌を手掛けられ、人望厚いカリスマ編集長との誉れ高い玲子さんにインタビューをお願い致しました。
(以下ピンクの文字、インタビューご回答)
夫の意見をまず全部聞き入れて、納得できないところは、あとで、夫の意見の補強をするようなスタンスで、こういう風にも考えてみたら?と提案してみる。
玲子さんと親交のある漫画家さん曰く、
「沢山の漫画家さんに信頼や人気があるのは玲子さんが人の才能の“芽”を愛を持って伸ばして育てることが出来る編集長さんだから。この人の雑誌なら頑張っちゃおう!と思わせてくれる人徳がある」との言葉通り、
公私ともに人を育てる天才であり、信頼感あふれる美しい方。
2011年5月以降は念願の田舎暮らし&農業をスタートされ、理想を生きていらっしゃるステキなご夫妻。
インタビュー時期:2005年(平成17年)
Q1:あげまんの真髄や鍵とは?
あげまんというと、パートナーである男性の運をあげたり、成功に導く存在ということになるでしょうか。
自分があげまんとは思わないんですが、
もし、夫が私と結婚してよかったと思ってくれているなら、私がいいときでも悪いときでも、夫といっしょなら文句はないと思っているところが、夫を私や娘のために頑張らせているのかも知れません。
簡単にいうと、夫が妻を愛していて、幸せにしたいと思って頑張り、妻はそういう夫の気持ちをちゃんと知っていて、成功しているときでも失敗しているときでも、感謝の気持ちを持っていることが大事なのではないかと思います。
人間ですから、たまには、夫のやることや言うことに文句をつけたくなることもあります。
でも、本当に相手に異論があるとき以外は、なるべく夫を立てるように心がけて接するほうが、男性というものは伸びるのではないでしょうか。
Q2:仮にお互いの間で意見の違いがあった時には?
それでも、夫が妻の意見を受け入れられなかったら、そこは見極めて、夫に従うかな?
ただし、全て夫任せの人生というスタンスはだめだと思います。
従うことも自分で納得して、そのことによって夫が失敗したときにはフォローする覚悟をしないといけないと思います。
まとめ
21世紀型あげまんの鍵その2「現代的母性
以前、玲子さんに「あげまんもしくは夫婦円満の秘訣は?」 とお聞きした事がありました。
その時「(夫に)好きなことをさせる」をスッと一言仰られました。
その言葉に感動した私は今回のインタビューで、その言葉の深さを改めて知りました。
ご主人を信頼しつつもフォローする覚悟。
その覚悟は、相手を包み込む母性にも思えると同時に、ご自身のお仕事でも一流の活躍をされている女性としての自信と愛を感じ、
ここに“現代的母性”(自分というものを、しっかり持っていると同時に、
相手を包み込む女としての器の大きさ)を垣間見た気持ちで感服でした。
玲子さん、インタビューありがとうございました!