エンジェリックデザイン

お問合わせ
She is the Goddess of luck

お福分けヴィーナス

人としての品格かもしれない

私の周りには、沢山のあげまん先輩がいらっしゃいます。

そして、そういった女性はご自身のパートナーの運を上げると同時に、周りの人や同性の私にも、いつも福を分けてくださっていたのです。




そして私は、その良い影響を受けて、自分の夢や幸運に出会う事ができ、人生を歩いてきたように思うのです。

どうやら現代のあげまんは、パートナーのみならず周りの人すべてをハッピーにしてしまうようなのです。

そしてそこに、“21世紀型あげまん”のヒントがあるようです。

今回は、私が過去にあげまん先輩お2人から頂いた忘れられないメッセージを、その方のステキなエッセンスを含めて、綴らせて頂きます。

vol.1 相性を超えるもの

その女性との出会いは、1999年春、某化粧品会社の社長さんのバースデーパーティでした。

舞浜のホテルで行われたそのパーティに、私も友人の連れで伺ったのでした。

その200人以上がひしめきあう会場で、私は何気なく周りを見渡していました。

するとそこに、ひときわ“光っている”女性を目撃したのです。




暖かいオーラとでもいうのでしょうか、その雰囲気に見入っていると、私を連れて来てくださった友人のお知り合いが、その方と談笑しはじめ、紹介してくださったのです。


その光っていた女性は、そのパーティの前後にカラーやメイクに関する講演をされていたとのこと、その化粧品会社のジュニアもその方の前でうっとり、ニコニコ見とれている程すてきな方で、和やかな磁力がありました。


光り輝いているオーラをまといながらも気さくで暖かな雰囲気にすっかりファンになってしまった私に「同じ埼玉県内に住んでいるのね!うちは神社なんです。気持ちの良い場所なので、機会があったら遊びにいらしてくださいね」と仰ってくださいました。




そしてそれから3ヶ月後、思わぬ再会に恵まれたのでした。

3ヶ月後、友人達で「県内でとりわけパワースポットの神社があるらしい」と話題になり、そのパワースポットといわれる神社に遊びに行きました。

一瞬「まさか、あの方のお家だったりして」と思っていたら、まさにその通りで、その綺麗な神社に到着したところ、その方がいらっしゃったのです。

思いもかけない再会にあちらも驚いていたところ、その神社の宮司さん(その方の御主人)が出てこられ「今日は神社の夏祭りだから、ゆっくりしていってください」と、涼しい部屋に通され、美味しいお茶でおもてなしを受けました。

すると、その通された部屋には、日本が誇る世界的画家の大きな大きな絵が飾られていました。

驚いていたら、絵は画家自らがその神社の為に描き、奉納されたとの事で、又その神社のオリジナルポスターもその画家が手掛けたものでした。


上記絵画は鎮守氷川神社サイトより



感激しながら宮司さんに「奥様に初めて御会いしたときからファンになってしまって、今日は思わぬ再会で嬉しく思っております」とお伝えした処、とってもニコニコとされながら、

「実はね、この神社はこの奥さんがお嫁にくるまで貧しい神社だったんですよ。 でも、彼女がお嫁に来てから、政財界や各業界の有名人、著名人がお忍びでいらっしゃるほどの神社になったんです。」



又こちらの神社は日本で初めてバリアフリーにしたり、サンリオとタイアップでキティお守りを作ったりと、画期的な事をいくつもされているのです。

たしかに、人が自然と集まってくるような、わくわくしたエネルギーを感じる綺麗ですてきな神社なのです。




友人達と「奥様はあげまんなんだねえ」と盛り上がっていたら、宮司さんは神社の歴史や由来をいっぱいお話くださいました。



その時、奥様は私達お客と一緒になって宮司さんの話に(きっと御自身も知っている内容に)「へえ~すごい」と感心しているのがすごく印象的でした。

相手を立てているというよりも、相手を自然に尊敬している感じで私達一行はその姿にも感激していました。

そして帰り、私達がタクシーに乗込むと、私達の乗ったタクシーが見えなくなる迄手をふってくださっている奥様の姿に、いつしか私のみならず友人達も「ステキな人~!!!」とファンになっていました。




その後、お正月には毎年その神社にお初参りに伺うようになりました。

そしてある時、奥様が講師をされるカバラ数秘学の講座に伺った時の事です。

カバラ数秘学はユダヤ民族の秘儀といわれる学問で、数字によって2人以上の人同士の相性なども見る事が可能です。

数字同士の相性というのが存在していて、そこから相性を見ていくのですが、私はその奥様の言葉に感激しました。



「たとえ相性が良くない数字同士であっても単に努力が必要なだけです。

パートナーシップとは互いの違いを認めたところからがスタートなんです。

ただ一緒にいるだけではパートナーシップではないのです。

互いの違いを認めて尊重できた時からパートナーシップが始まるんです。 大切なのは諦めない事」



ちょうど、宮司さんや息子さんも講座に一緒に出席されていたのですが、奥様を暖かく見守る御主人の慈愛に溢れた横顔に、

相性を超えたところに存在する、何か大切なものを感じると共に、あげまんの神髄を垣間見た気持ちでいっぱいでした。






vol.2 たった1つ…

続いて、もうお1方のあげまん先輩からのインスパイアをご紹介致します。



そのあげまん先輩である女性との出会いより先に、私はその女性のご主人の方にお目にかかりました。

そのご夫婦は一緒に海外文化のスクールを経営されていて、 ティーチャーとしてお2人でご活躍されていらっしゃるのですが、私が受けた1番最初のコースのティーチャーは、ご主人だったのです。

ご主人ティーチャーは、外資系大手企業に勤務されたのち、ご自身で会社を経営され大成功されていましたが、 その後奥様と一緒にスクールを設立され、現在に至ります。




さて、そのコースの途中で、私はすてきな女性に出会いました。

そう、ご主人ティーチャーの奥様です。

その奥様にも数ヶ月後ご指南頂くことになるのですが、 私はその第一印象で感激してしまったのです。

松嶋菜々子の将来はこんな感じかな?と思うような笑顔の美しい方で、教師としての素晴らしさは勿論、誠実さや透明感あふれる心の綺麗さのようなものを感じたのです。





すっかり衝撃を受けた私は、午後の授業が始まるやいなや御主人ティーチャーにその感激を思わず伝えていました。

するとティーチャーは今度は奥様との出会いを語ってくださいました。

今では日本屈指の外資系最大手の会社ですが、御主人ティーチャーがお勤めされていた頃は今程ではなかったそうなのです。

「奥さんは、勇気があったと思う。当時は今程大きくない会社だったし、それにその後自分が会社を興して成功する未来があるなんて、当時はわからなかったのに、結婚したんだから。だから僕は奥さんには頭が上がらない」と一見惚気のような、けれど実はすごく大切なことを伝えてくださっている気がしていました。



けれど、あれほどすてきな奥様だから、ご主人も大成功されたのだろうなあ、 とあげまん先輩に出会った感激と同時に、奥様も、こんなにすてきなご主人だから “決め手”が沢山あったのだろうなと思いました。

その“決め手”をお聞きしたのは、数ヶ月後です。





ちょうどその数ヶ月後の2002年、私は恋愛のことで不満がいっぱいの時期でした。

今思えば笑ってしまうのですが、若気の至りというか何と言うか、 「ああしてくれない、こうしてくれない」と、自分の事を棚にあげて、注文の多い料理店状態だったのです。

その時、そんな私の気持ちを聞いてくださった奥様は「美智子ちゃんが、 人生やパートナーシップにおいて“これだけはゆずれない”という大切なもの を、たった1つでも、相手がおさえていればいいのよ」と、暖かい口調で仰ったのです。

私はとっても驚いて「え!“1つ”でいいんですか!?」と雷に打たれた衝撃でいっぱいでした。

その時の私は、決めてとなるものが最低でも3つ、最高で10個位ほしいという、今思えば笑ってしまうような、相手に注文ばかりしている感じだったのです。



すると奥様ティーチャーは「基準とか条件っていうのは、変わるものなの。 でも、自分が人生で “これだけはゆずれない”という大切なものは、変わらないよね。 その大切なものを相手が持っていれば、その相手はベストなのよ」

その言葉は、私の心に直球で響きました。




感激して、電気に打たれたクラゲのようにフラフラしながらの帰り道、私は私に「人生やパートナーシップにおいて、ぜったいに自分のゆずれないものや大切なものって、何だろう? 」とずっと自問自答し、答えを見つけました。

そして奥様は、ご主人ティーチャーにたった1つのゆずれないものを見い出したから、20年以上も仲睦まじいのだろうなと思いました。

・・・そしてその月日の中で、こんな事があったそうです。

ご主人が会社を大成功させながらも「これでいいのか?」「成功しても満足しないのはなぜだ?」と、虚しさを感じ人生の岐路に立った時、 奥様はその心の内を理解し、「もう、いいから」と、ご主人の心の底を見通すかのように、ただ一言答えられたそうです。

その後「あなたは、何の為に会社を始めたの?」「たとえ貧しくなったとしても “自分自身”がなくなるわけじゃないからいいじゃない。」




それは、奥様の、愛する人を自由にする愛だったのでしょうか。

きっと奥様は、ご主人の心の底にある気持ち、本当の自分を生きたい気持ちを知っていたのかもしれません。

きっとそれを安定より何より、優先してあげたかったのでしょうか。



その後、大成功していた会社を手放し、今は教育の分野でご夫婦そろって活躍し、再び成功されているご主人ですが「(奥さんは)僕の魂を救ってくれた。だから一生彼女には足を向けて寝れないよね」 と話してくださいました。

ご主人ティーチャーは、奥様に重たいものを持たせないようにとするほど、奥様を大切にしていらっしゃるのですが、それ以上に奥様も、ご主人が自分らしい人生を送る事ができるように、 大切にされている・・・。



私は、真実のあげまんは何たるかを教えてもらったような気持ちでした。



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