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続:みずがめ座土星時代「時代を速めた、ウィルス騒動」
(2021年9月号)

自分軸の時代?


今回は、みずがめ座土星について。

ちょうど1年前に書かせて頂いた ★みずがめ座土星時代「持続可能な社会への指針」(2020年9月号) の続編として、綴らせて頂きます。

先日、お世話になっている人生の大先輩(団塊世代の方)とお話していた時のこと。

その方はお酒が大好きで、複数の馴染みのお店でボトルキープをされていたそうです。

けれど、今回の世界的ウイルス騒動により外食の回数が減り、必然的にボトルキープも減ったとのこと。

そして、今までボトルキープをしていた理由は「今まではそれが、ステイタスだったから。時代が変わった今になって思うと、全く意味がないことだね」と笑って仰いました。

又、その方は経営者という立場柄、多くの冠婚葬祭に出席されてきたそうですが、 とくに法事において、人が集まる機会も減ったとのこと。

今後、お寺の檀家制度なども変わっていくだろうねと話していたのが印象的でした。 たしかに、年々檀家は減り、直葬が増えている現代。

価値観の多様化の加速により、今の若い世代が、ボトルキープをステイタスに感じることは上の世代に比べて、少ないでしょうし。

檀家制度は経済的な面でも負担がかかるので、代変わりするごとに今後減っていくのかもしれないと感じます。


なんといっても、 ネットの普及やIT技術による価値観の多様化が進み、「ステイタス」も「伝統」も絶対的なものではなく 幸せの形は人の数ほどある、「みんなちがってみんないい」ことを、私含め多くの人が分かってしまった。

とくに若い世代はそれが顕著です。

他人軸以上に自分軸で生きることの大切さ。

「ステイタス」はとくに、外側の権威、他者からの評価を意識した他人軸のものです。

もちろん、「ステイタス」「伝統」にも良い面、素晴らしい面がたくさんあります。

けれど、既存のステイタスや伝統の中で、形骸化したものや本質が忘れられてしまったものに ついては、風化するのは、“時間の問題”だったのかもしれません。


そして、その“時間”を速めたのが、今回の世界的ウィルス騒動。

前回みずがめ座に土星が位置していたのは1991年2月~1994年1月です。

この時期、国内外でどんな出来事があったかを見てみると、みずがめ座土星の質が見えてきます。

日本においては、バブル経済崩壊(1991年3月~1993年10月)と、時期的にリンクしています。



みずがめ座の真向かいに位置する星座=しし座は、王権、ステイタス、ブランド、「一極集中」「スポットライトを浴びる」エネルギー、又、パーティ、レジャー、コンサート、娯楽、余暇、贅沢、お祭りなどをあらわす星座です。

今回のみずがめ座の土星は、無駄をはぶく、水を差す、合理性、形骸化したものを省く、簡素化する、といった力があります。

今の世の中を見ていると、みずがめ座としし座のシーソーを見ているような気持ちになるのです。


さらに今後、2023年に冥王星もみずがめ座に移行します。

すると、このシーソーは、みずがめ座の比重が極めて大きくなります。

これにより、 冥王星しし座世代(1940年前後にお生まれになられた世代)から続いてきた伝統や慣習が180度変わる可能性。

時代は加速して変わっていく。

そして、形骸化したものは風化するかもしれないけれど、国や時代が変わっても、普遍的なたいせつなものは残る、これが、みずがめ座の質です。

時代が変わっても大切なものって何だろう。

それは1人1人が、自分のハートに、十人十色の答えを持っているのでしょうね。

その、「自分のハートから出た、答え」こそが、みずがめ座時代の無限最強ツールになるでしょう。


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