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「運と人生の差は、脳内記憶データの差のみ?~後編~」
(2025年8月号)

IT全盛時代こそ、お釈迦様の六方拝?

前編はこちらからご覧頂けます。


●縁の磁石を活性化する?「六方拝」

西田文郎先生の書籍を複数拝読しましたが、いくつかの書籍の中で「十方思考」や「六方 拝」なるものが登場し、個人的には「六方拝」に興味を持ちました。





「六方拝」とは、お釈迦様が説いた、脳を肯定的な状態にし、潜在意識を変える手法です。

「六方拝」とは、6方向を拝む(感謝する)ものです。

・東に向かって・・・両親、先祖に感謝

・西に向かって・・・家族(配偶者、子ども)に感謝 

・南に向かって・・・お世話になった師に感謝

・北に向かって・・・友人、知人に感謝

・天に向かって・・・太陽や空や宇宙や大気に感謝

・地に向かって・・・大地に感謝

上記、『成功したけりゃ 脳に一流のウソを語れ』(大和書房)より転載。





何だか面白そう!と思い、先々月6月5日に、六方拝を始めました。

私の場合1分ちょっとで終わるので、毎朝のルーティンに組み込みました。



●私の「六方拝」体験談

結論から言うと、思いがけない良いご縁や関わりが向こうからやってくることが急に増えた!ように思います。

偶然かもしれませんが、“まったく予想していなかった”嬉しい出会いが頻発。




6/5に六方拝を開始したその日の夜、尊敬する友人から「妻も都市伝説が好きで、高瀬さんにお会いしたいとのことで・・・」と思いがけない嬉しいお誘いがありました(その後7月に会合実現し、またステキな友人が増えたこと)。

又、六方拝を始めた3日後の6/8に電車での帰路、急に「美智子さん」と声をかけられ、見たら、その当日に「以前はヤオコー(スーパー)でお会いすることがあったけれど最近Kさんとお会いしていないなあ~」と思い出していた、そのKさんだったのですが、まさか電車の中での再会にびっくり。

他にも、よく行くお店で会計時、若い女性スタッフさんから急に初めて話しかけられ「私は今日がこのお店のお仕事最終日なんです。仕事を始めて不慣れだったとき、お客様(私の事)が・・・」と私自身が忘れていた嬉しいお話をしてくださったり、他にも色々あったのですが、いずれにしても


全く予知していなかった嬉しい関わりが向こうからやってきてくれるというか、ご縁の磁石が活性化しているような感覚がしたのです。

又、6月~7月は、たまたま、中学や高校の友人達と集まる機会が3度ほど集中したのですが、その時に「このメンバーで集まるのは30年ぶり」というような再会だったり、又7月初めには6年ぶりに心友と八ヶ岳で再会できたりして、

もともとのご縁が時間のブランクを超えて深まっている、ように感じたのです。





偶然や思い過ごしかもしれませんが・・・ちょうど六方拝を始めたその日から顕著になっていることなので、六方拝の“潜在意識を変える”というものが影響したのかな?なんて思ってしまいました。

心理学では、深層心理(心の奥底)では全ての人が繋がっているといわれます。

世界中で同時期に同じような発明が生まれたり、長く会っていないにもかかわらず偶然再会したり、誰かのことを考えていたらその人から連絡がきたりするという偶然は、深層心理のアンテナ網でつながっているからです。

スイスの精神科医・心理学者カール・グフタス・ユング(下写真)はこれを集合無意識と云いました。





そして、21世紀はそのアンテナ網が活性化する時代です。なぜなら、インターネットがそのアンテナ網の顕現化の役割を果たしているからです。

けれど、今回私が体験した、全く予知していなかった嬉しい縁が向こうからやってきてくれた、というのはインターネットは関係していませんでした。

全てリアルでの関りの中で起きたこと。

深層心理のアンテナ網も、六方拝で活性化するのでしょうか?

確かに、全方向への感謝というのは、ネットワークやご縁を活性化しそうなイメージがあります。

きっと、お釈迦様は2600年以上もの昔に、現代では脳科学や量子力学と云われる分野の内容を熟知されていたのかもしれませんね。





●IT全盛時代の大切な在り方

さて、大谷翔平選手を始め多くの一流アスリートや経営者の成功を支えてきた西田文郎先生は『憶聴の法則』(美里出版)の中で、

「これからの時代は、天才たちの脳にならないと人工知能に負けてしまう。そうして、失業者になってしまう。

これまでは“勉強不足の経営者”が“勉強している経営者”に負けて企業が潰れていた。

しかしこれからは違う。ある時突然、その業種がいらなくなるのである。

これからの時代に淘汰されずに生き残るには、憶聴を育て、天才の脳を発揮しなければならない。」

と述べられています。


詳しくは『憶聴の法則』をご一読頂ければと思いますが、私が拝読して、なるほどと思ったのは、そういった時代の成功の鍵として

★良い性根を持つこと
★コツコツを徹底すること
★好きなことを大好きになること

でした。

昔より先人や先達が仰ってきたことは、時代を超えて普遍的なのだなと思いました。






下記、『憶聴の法則』より

★知識では人工知能に勝てない。 人工知能より優れた部分が人間に残っているとしたら、何かの分野で突き抜けていくということなのだ。

これからのあなたを守るのは、知識ではなく「憶聴の錯覚」だ。 最強の「優越の錯覚」は「長所を伸ばせ」ということだ。

大成功者の能力とは、「好きなことを大好きになる能力」なのである。


★自分とは、時間がたてば、他人と同じ。

脳はどのようにでも、プログラミングされるようになっている。 脳のプログラミングが変われば、その人間も変わるのである。



★脳は「入力」と「出力」でできている。

プラス思考にしようと思ったら、プラスの言葉を使って、プラスのボディランゲージをす る。

そうするとプラスの言葉が出てきて、プラスの表情になる。

脳というのは、非常に単純な仕組みで動いているのだ。


★今日一日に感謝する、この人生に感謝する、生きていることに感謝する、 親に感謝する、妻に感謝する、仕事に感謝する、何でもかんでも感謝する。

感謝すると、自分がいかに多くの人に支えられているかを感じるはずだ。

すると、その人たちのためにがんばりたくなる。

その思いは全て連動しながら、記憶のネットワークになっていく。 だから、とてつもない力が発揮できてしまうのだ。

他者に感謝して「誰かのために」という魂の思いが強くなるほど、持っている以上の力が発揮できるようになっていく。

(転載以上)


時の試練に打ち勝ってきた先人の教えや、お釈迦様が後世に残してくれた「六方拝」は、IT全盛時代にこそ際立つものなのかもしれません。

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