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「運と人生の差は、脳内記憶データの差のみ?~前編~」
(2025年7月号)

真実はシンプル

今年5月頃、ある方のグルメブログ の過去記事で、西田文郎さんという方の本を知りました。

なぜか惹かれ、西田文郎先生について調べたらびっくり!

https://nishida-fumio.com/

日本におけるイメージトレーニングの第一人者(1970年代~)であり、桑田真澄さん、大谷翔平さんの高校時代のメンタルトレーナー。

日本の一流アスリートやスポーツ強豪校のメンタルトレーナーでした。

私の記憶でも鮮明なのが、2004年、北海道勢の高校で初めて甲子園優勝を成し遂げた駒大苫小牧高校。





この甲子園優勝を導いたのも、西田先生だったことを知り驚きました。

北海道の高校が甲子園優勝するというのは、それまでの高校野球の常識ではあり得ませんでした。

なぜなら、年の多くを雪に閉ざされる北海道は、他県に比べて練習量の面で不利だからです。

けれど西田先生は、駒大苫小牧高校野球部の球児達に全国制覇を提案し、それを可能にしたのです。



初優勝後、球児達が乗った飛行機の帰路で、「今、甲子園優勝旗が初めて津軽海峡を超えました」と機内アナウンスがあり拍手が起こったというニュースを私自身読んだ記憶があり、駒大苫小牧高校の甲子園初優勝は、個人的によく覚えていました。

さらにその翌年も駒大苫小牧高校は、甲子園二連覇の偉業達成したのです。




又その翌々年(2007年)の甲子園を制したのは佐賀北高校。同じく2007年春の甲子園を制していたのは静岡県の常葉菊川で、いずれも西田文郎先生の指導していた高校でした。

翌年2008年、北京オリンピックで金メダルを取った日本女子ソフトボールチームも、西田文郎先生のトレーニングが入っています。

最近では、107年ぶりに甲子園優勝した慶応高校も西田先生のメンタルトレーニング手法を取り入れています。



これらはあくまでほんの一部で、ほかにも多数あり、スポーツ界はもちろん、ビジネス界、受験など50年以上の実績多数。

★現代の魔術師、優勝請負人です。

今までなぜ西田文郎先生を存じ上げなかったのだろう、と思う程、その大脳生理学等に基づく理論や実績に感動しました。

同時に、これまで自分が探求してきた事(占星学やカラーセラピーや精神的な智恵等)の根底的な処のヒントを得られました。


詳しくは西田文郎先生の本をご高覧ください。

特におすすめは『No.1理論』(現代書林)です。




本題です。

西田先生は、人生やツキの差は、まさにその人の脳内の記憶データのみ、と明言されています。

記憶データに成功データが多く“良い予感”に満ちていれば、脳はコンピューター10万台以上分の力を使って、それ(成功)を実現させる。

その逆も然りなので、成功体験が少なく成功の記憶データが少ない人は・・・(涙)・・・。ある意味、元も子もない話なのです。

けれど、ここからが西田先生の凄いところ。


★脳にインプットされた記憶データを書き換えればいいので、簡単なことなのだそうです。




西田先生の『ツキの大原則』(現代書林)によると

長年予選落ちしていた、当時無名のゴルファー川波由利さんが西田先生の指導開始後、半年間で予選をトップ通過するようになり、その年の獲得賞金上位に躍り出た。

「たった半年で、なぜ彼女はこれほど急速に変わったのか。プロ7年目にして、ゴルフの技術が急に向上したのだろうか。

むろん、そんなことはあり得ない。それまでのツキのない脳が、ツキのある脳に変わった。

(中略)“今年も惜しいところで涙を呑むのではないか”という悪い予感が、“優秀な成績で統一予選大会を突破できる”という良い予感に書き換えられ、トッププロの仲間入りを果たすことまで、彼女はしっかり予知してしまったのだ」(以上転載)

変わったのは、脳内記憶データ。


●人間とは脳に記録された記憶データである。記憶データの蓄積。それが人間である。

●脳は自分が抱いたイメージを実現しようとするコンピュータ。

●人生は思い通りになるし、意のままになる。それどころか、人の思いが未来を作り出す。

●「できた」という快適な記憶データばかりなら、「できる」脳になり、できる前からもうできた気がして、心がわくわくしてくる。

そのウキウキワクワクする予感が脳を活性化し、能力をぐんぐん引き出し、実際にできてしまうのだ。人間とは記憶データ以外の何者でも ない。

●受験など、合格する実力があったから合格できると思えるのではなく、一般に考えられるのと逆に、合格できると思えたから実力がついた。

●人間も含めた動物の脳は、ある意味では快感を得るための装置であるから、ウキウキワクワク状態のもとであるプラスイメージを実現するために脳が全力で動き出す。

●ウキウキワクワク状態になれば、人間はその瞬間から生まれ変わる。というか、脳が変えてしまう。

●「必死でがんばらなければ」と悲壮な覚悟をするとき、潜在意識はマイナスです。

●「決して宝くじを買ってはいけない」一攫千金で大金を手に入れることを夢見る人は、 自分が実力でそれだけの金銭を手に入れることを否定しています。

●過去の経験から出てくる悪い予感をクリアリングし、自分が望むような予感だけが心に浮かぶようになったとき、あなたの脳は、それを実現させるために全力で動き出します。





●ツキは脳でつくられる。 ツキや運を呼び込むのは、大脳辺縁系にある扁桃核。

●望むものに対して良い予感がするようになれば、それは実現する。 良い予感がするようになるには、記憶データを変えること。

●「したい、と、できる、では脳の働きがまるで違ってきます」



・・・成功や運気の差は、これだけの事だった。

これだけ、というと語弊がありますね。

★その意識の差がもたらした記憶データの差、だけ。



以前、友人の旦那様(ITコンサルタント会社経営)が、こう仰っていました。

「ITの業界は、積み上げてきたものがあったとしても、あるとき革新的なソフトが出てきたら、 それまで積んできたものさえスコーンと無になってしまう」と。

脳の仕組みと連動しているこの世界の仕組みが分かると、なーんだ、これだけだったんだ!と、過去に難しく考えられていたものが、すべて吹っ飛ぶ可能性があります。

そしてそれこそ、意識の解放や目覚めなのかもしれませんね。



なお、様々なことが上手くいっていたり幸せだったり成功している人たちというのは、無意識に、あるいは意識的に、記憶データがプラスに変換されるような習慣を持っています。

前向きな言霊だったり、笑顔だったり、感謝だったり、プラスの解釈だったり、自分で自分の機嫌をとることであったり。





来月発行の後編では、西田先生の本で知った、お釈迦様が説いた六方拝(周囲への感謝の習慣)と、これからのIT全盛時代における大切な在り方を綴らせて頂きます。

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