ステビアハーブの話
ステビアは21世紀の救世主なるか?
ステビアとは?
ステビアとは、南米パラグアイ原産のキク科の植物です。南米パラグアイのアマンバイ系の山中に自生する植物で、現地では16世紀以前から甘味料として葉を利用してきたそうです。
日本では、昭和46年に農水省が、当時の合成甘味料であるチクロやサッカリンの代わりに天然甘味料として輸入しました。
甘さは砂糖の300倍で、カロリーは砂糖の90分の1ということから現在も、ステビアの葉の部分が天然甘味料として広く使われています。食品の表示で、甘味料(ステビア)でおなじみです。
又、2004年にWHO(世界保健機構)やFAO(国連食料農業機関の合同機関)でもステビアの世界的な安全性が承認され今に至ります。
最近ではオーストラリア、ニュージーランド、米国に続いて、ついにEUでも2011年11月に認可されました。
ダイオキシン分解から放射能低減まで
近年、ステビアの葉の部分以外の、茎の部分に素晴らしい可能性がある事が農業の業界より発見されました。
さて、その素晴らしい可能性とは・・・
農業の分野にとどまらず、大地の再生から地球環境改善、及び動植物、人の健康に及ぶということが、やがて国公立大学や公的機関の研究結果で明らかになりました。
とくに農業・環境分野においてのデータは特筆もので、農薬や化学肥料の大量使用によりバランスの崩れてしまった土壌に、ステビアは残留農薬や、サリンよりも猛毒のダイオキシンを解毒分解する上、硝酸性窒素量を減らします。
農産分野
★甘くて美味しい農産物、収量が多く日持ちがいい
★ステビア農法で栽培した農産物は発育が良く大きい
★糖度・滋養成分(ビタミンやミネラル)増加作用、発芽発根作用、土壌微生物の活性化、土壌改良、硝酸態窒素を低減
ほか多数、詳しくは関連書籍をご覧下さい。とくに『健康長寿の遺伝子にスイッチを入れる本』(青萠堂)は写真も多数掲載されていてわかりやすい良書です。
地球の環境を守る(環境汚染の改善)
★農薬・ニコチン・有害科学物質の吸着、分解還元作用
★土壌・水質の汚染防止や無毒化=地力の回復
(百年前の土壌に戻す)
★ステビア緑化によるCO2の削減
★ダイオキシン汚染がひどい地域の土壌や水質の改善、焼却灰のダイオキシンの除去ほか、多数の驚くべきデータが実証されていますので、詳しくは『健康長寿の遺伝子にスイッチを入れる本』(青萠堂)をご覧下さい。
畜産・水産分野
★土壌・水質の汚染防止や無毒化
★肉・卵・養殖魚の日持ち向上、付加価値の高い肉質に改善
★飼育中の病気予防・治療、抗生物質を使わず成長促進
★養殖魚用飼料の品質向上、
安全養殖魚の提供(独特の魚臭がなく天然魚に近い味)ほか
21世紀、医療・農産・畜産・水産・環境分野に希望をもたらすと期待される、南米パラグアイ原産のハーブ、ステビア。
そして、茎に秘められた可能性を発見したのは、日本の農業分野からだったのです。
日本から、アジア、そして、世界に。
21世紀の救世主ともいわれる万能ハーブステビアは、パンドラの箱の最後に残った、希望に思えます。
ステビア農業資材の放射性ヨウ素131低減効果考察
ステビア農資材などを扱う株式会社イクスのイクスレポート(2011年5月31日発行分)によると、 上記株式会社イクスのイクスレポート(2011年9月30日)発行分によると、20年によるステビア農業資材販売実績にもとづき、
この度の茨城県農林水産部の発表で、茨城県鉾田市のハウス農家で3月30日採取の一般農法のハウス栽培ホウレン草とステビア農業資材を使ったステビア農法のハウス栽培ホウレン草では、
ステビア農法のもののほうが、放射性ヨウ素の含有量が800ベクレルも少なく、安全基準内にも収まっている事が明らかになりました。
以下、茨城県環境放射線監視センターの調査結果です。(下記は2011年3月30日採取分のものです)
■県指定者一般農法のハウス栽培ホウレン草 2600ベクレル/kg
★ステビア農法のハウス栽培ホウレン草 1800ベクレル/kg (ホウレン草の暫定基準値は2000ベクレル/kg)
なぜステビア農法で放射能値が下がるのか?
農薬や残留硝酸態窒素の低減やダイオキシン分解などに様々な力を発揮してきたステビア農法が、
なんらかの作用によって放射性物質や放射能の低減にもパワーを発揮する可能性のメカニズムについての学術的な解明は始まったばかりです。
ステビアエキスで津波による田んぼの塩害からの復旧・復興対策
震災による大津波の甚大な被害を受けた水田の復旧のために、ステビア農業資材の塩害効果の検証試験を実施したところ、
大変良好な改善効果が確認されているとの報告が記載されています。
下記レポートより転載。
●今レポートの対象期間:2011年5月初旬より6月24日
●試験実施地:宮城県石巻市(塩害発生田圃)
●「宮城ひとめぼれ」を対象
●試験方法:海水が侵入した田圃にステビア資材を使用し(試験区)、資材施用以外の条件を同一にした田圃(対照区)と稲の成長等を比較した。
試験区ならびに対象区として設定した田圃は、過去にステビア農業資材の施用履歴がないものを選んだ。
対照区は田植え直後より急激に苗が枯れ始め、6月9日の時点で生存している苗は皆無となった。
それに対し、試験区では苗がほぼ全株枯死することなく成長を続け、分けつも進んでいる。試験区のイネの成長は例年に劣るものの「成長」と「枯死」という顕著な差が観察されました。(中略)
今回の津波の塩害被害からの復興のみならず、諸外国の農耕地の塩害対策の救世主となるかもしれない大変に貴重な報告です。収穫時期を待って最終報告を行いたいと思います。(転載以上)
そして株式会社イクスのイクスレポート(2011年11月29日)発行分の続報によれば、収穫時期の最終報告が発表され、
津波浸水ほ場(当初塩分濃度1.6%)における検証結果でステビアを施肥した圃場(試験区)では苗の枯死はほとんど認められず正常な生育が見られたとの発表が写真付きで掲載されていました。
「ステビア農業資材は塩害下であっても非常に有効であり、かつ除塩に留まらず土壌を肥沃化する効果があることも確かめられました。
莫大な費用をかけて土を入れ替えることなく除塩対策ができるわけですから、岩手県、宮城県、福島県や日本国の財政にとっても大変な朗報です。」(転載以上)
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