木星、さそり座からいて座へ
「エネルギーの自立そして飛翔」
(2018年11月号)
古い自分を卒業して、羽ばたく
先ず、参考までに過去の、さそり座、いて座の記事です。
第7回「“さそり座の女”の理由」
第8回「いて座 ~明日は明日の風が吹く~」
本題です。先月2018年10月末頃から、アストロロジーのクライアントさんの方々から、下記のお話をお聴きしていました。
・不毛な関係(4年近くの片思い)に終止符を打った方。
・厚情から、約束の期限をはるかに超えて(10年超え!)継続雇用していた部下に雇用終了の提案をした経営者の方。
・長年(8年!)辞めようと思っていた仕事を辞め、転職した方。
・売り上げ主力商品でないものの、取引先への義理的な理由から陳列しておいた商品をディスプレイから撤去したオーナーさん。
など、何となく共通項があるなあと思っていました。
そして何だか、さそり座の最終度数っぽい出来事だなあと思いました。
ここ最近、天を運行する木星はさそり座の28~29度を通過中。
さそり座の最終度数付近は、
依存していたものから抜ける、真実ではないもの(互いを幸せにしないもの)を手放す、見切りをつける、
執着していたものから卒業する度数。
ゆえに、涙の度数といわれています。
けれど個人的には、涙の度数ではなく、祝福の度数だと思っています。
人生において、卒業というのは、概ね、
自分のエネルギーが対象に対して見合わなくなったことなのです。
エネルギーのバランス、つまり与え受け取る割合が偏っていたり、一方に見合っていないまま続けていると、
疲れたり、エネルギーが取られたように感じてしまうのです。
つまり、真実ではないもの(互いを幸せにしないもの)を手放すというのは
エネルギーを大事にしていること=エネルギーの自立
なのです。
その際に大切なのは、
常に、自分にとって妥協のない心地よい状態、
自分にとってベストな状態をイメージすること。
すると、自分にとっての真実を判断することができるのです。
エネルギーバランスが整ったあとには、
いて座の象徴する、飛翔、グレードアップしたステージが
待っています。
パラレルワールド理論的に表現すれば
自分を大事にしたことで、より住みやすい優しい世界に移行する、
という感じでしょうか。
2018年11月8日、天を運行する木星は、いて座に入室し、
その後およそ1年はいて座を通過します。
バージョンアップ、グレードアップのチャンス時期。
その時期を素晴らしい時期にするにあたって大切なのは、自分のエネルギーの自立なのです。