お福分けヴィーナス
エネルギー&オーラから観た、あげまん
あげまんオーラとは?
これまでの観察データや取材(とまではいかないけれど聴き取り)等を総合しますと、
さて、あげまんの定義ですが「恋人や夫婦になった男性の運を“上げる”女性」男性を成功に導くエネルギーを持った女性です。
2004年頃からこのシリーズを開始し多くのあげまん先輩を拝見し「あげまんとは、相手の本質(その人らしさとか長所みたいなもの)を大事にしている傾向が深い・・・」と気づかせて頂きました。
さて、以前メルマガで「“お蔭様”の正体は?」を取り上げましたが、
長くなりましたが、普遍的な視点であったり、相手の本質を理解し尊重できたり、利他的であったり。
矛盾するようですが、あげまん=こういうオーラが出てるのですぐわかる!という一発芸的なことは、少ないという事でした。
もっと現実的で、ある取材した男性の言葉をそのまま借りますと「見てすぐわかることは少ないけれど、何かのときに、この人いいな、頑張ってるなと見えることがチラチラ見える。一緒にいて心地よい。」
「何かを頼んだり関わったりしたときに(普通の人はそこまでやらないが)、その人はその人なりの“さすが○○さんだな”と思うような瞬間が多い」というものでした。
では、掘り下げていきたいと思います。
あげまんの定義と普遍的な成功とは?
このシリーズで取り上げている男性の成功とは、時代の価値観によって変わっていくことを前提としています。
肩書きや地位、経済的なものというのは、
時代によって変わりやすいのは、周知の事実です。
又、この多様性の時代、その人の成功が社会的ステイタスでははかれない時代です。
そういったことから、普遍的な成功とは何だろう?と思った時、
時代や時流が変わっても、その人がその人らしく、やりがいを持って仕事や事業をしたり、
家族や周りとの絆があって幸せに暮らしていることなのではないかと思われるのです。
肩書き、経済的成功、ステイタスなどは、
おそらくその結果論としての話になってくるのかもしれません。
たとえば、世界で初めて無農薬リンゴの栽培に成功した奇跡のリンゴ農家の木村秋則さん。
当初はたいへんな苦労をされ無収入で村八分だった時代、当時(バブル時代)の価値観ではおそらく、木村さんの奥さんはあげまんとみなされなかったことでしょう。
けれど、いまやご本人の社会的貢献が国内外から注目され『奇跡のリンゴ』『命のリンゴ』の映画化、本はベストセラー、リンゴは(うわさでは)20年待ちの人気など、時代が認める大成功者です。
そうなったときに、奥さんはあげまんと評されます。
本当の成功は、長い目で見ないとわからない。
そして何より、その男性自身が「自分の本質」を輝かせていないとおそらく普遍的な成功には繋がらないのかもしれません。
占星学の観点から見ますと、今は、時代を象徴する星座が「みずがめ座」の時代。
みずがめ座の守護星は天王星。公転周期は84年。
この事は、みずがめ座時代では、84年スパンで人生を見ることが求められていると思うのです。
当然、定年していますので、
定年後も命を注ぎたいと思うようなライフワーク、未来ビジョンが大事になってくる時代なのかもしれません。
そしてそれは、おそらく、その人の「本質」レベルまで掘り下げていくことが、普遍的な成功の鍵の1つになるのではと思われます。
あげまんは、パートナーの本質を見ている?
もちろん、全国のあげまん先輩をデータ収集したわけではないのでケースバイケースかもしれませんが、
一般的に考えても、自分の本質(自分の色)を尊重してくれる人がいるとき、人は自分の花を咲かせることができるのかもしれませんね。
「あげまん先輩からのギフト」でも紹介させて頂いている、私のカラーのティーチャー夫妻。
ご主人が外食産業で経済的に成功されていたにも関わらず深い虚しさを抱えていた時、奥様はご主人に自身の心の声を聞くように促し
「たとえ(事業を手放して)貧乏暮らしになったっていいじゃない。自分(本質)がなくなるわけじゃないし」とおっしゃったそうです。
又、私が10年以上前からあげまん先輩と尊敬する、ハーブショップなどの先駆け的な存在のMさん。
ずいぶん昔にご主人が大手企業ご勤務でハードワーク時代、「たとえお給料が半分になってもいいから、自分らしく生きてほしいと当時思っていた」と仰っていました。
お二方のご主人は現在、代わりのきかない事業家として成功&ご活躍されていますが、上記のお二方の言葉に、当時25才位だった私は
「すごい勇気だな、私が同じ立場だったら、言えないかもしれない。さすがあげまん先輩は違う・・・」と言葉が出なくなるほど感銘を受けた記憶があります。
けれど、よくよく考えてみたら、おそらく長期にわたる経済的成功も、その人自身の本質を大事にしているか否かが影響してきたり、
本質を大事にしている人は、時代に何が求められているかなどを一早くキャッチできるから、ビジネスも成功しやすいのかもしれません。
そういった意味では、上記のメッセージは勿論きれいごとではなくて、目先のお金ではなく、もっと普遍的な視点で人生の本質をとらえている、現実的な女性の愛と智恵、まさに“女力”とも思え、脱帽でした。
奇跡のリンゴの木村さんの奥様もですが「パートナーの本質(その人らしさ、その人の長所や質)」を誰より理解し尊重したとき、時代によって風化しない普遍的な成功に繋がり、
それが人によっては経済的成功、社会的貢献、地位、ステイタスなどに、結果としてつながるのかもしれません。
そして何より、本質を大事にされている人というのは、人との繋がりや絆を大事にしている人が多いように思います。
お蔭様とあげまんは、つながっている!
お蔭様とあげまんはリンクしているのではないかというのが私の認識です。
この事に気づかせてくださったのは、静岡市で完全予約制の推拿(すいな)整体やリフレクソロジーのサロンを運営されていらっしゃるPANARIさん。
私にとって懐かしさを感じさせてくださる尊敬する友人です。
以前PANARIさん宅に伺ったとき、
PANARIさんのご主人お手製の美味しい手打ち蕎麦をご馳走になりました。
天職ともいえるお仕事でも人望厚く、
そして将来の夢に備え美味しいお蕎麦を探求され、輝く笑顔で暖かくおもてなしくださったお姿が印象的でした。
※2025年 追記 ご主人は、その後、定年後に「より処忠庵」をオープンされ、地元の人気店に。PANARIさんも評判の女将として活躍されています!
PANARIさんの「すべてはうまくいっている♪」という言霊を柔軟に取り入れ、お幸せそうなご主人を拝見し、「PANARIさんあげまん先輩だなあ」と思ったとき、ふと、あることを思い出しました。
それは、PANARIさんのご友人やお客様の方々から、
(私にメール頂いた際に)
「PANARIさんにいつも良くしていただいています」
「PANARIさんにいつもお世話になっていて感謝です」
「いつもPANARIさんに癒されています」
などのお言葉を、とっても多くお聴きしていることでした。
そのとき、奥さまの徳は、きっと、ご主人さまの運を上げるのだなと、直感的に感じました。
もちろん、そういったケースは古今東西多く見受けられますが、とても肌で感じた瞬間だったのです。
さて、お蔭様の正体は集合無意識だと思います。
人の心が根っこでは全員つながっている場所、それが集合無意識です。誰かのためにと思うとき、それは同時に、多くの人から応援されることになる。
そういった意味で、徳を積むというのは、あげまん力にも影響することなのでは?と感じました。
これらがエネルギーやオーラになったときに、どんな印象を他者にあたえるかは、皆様想像つくと思われます。
私が感じた印象は、温かさはもちろん、
なんだか「光っている感じ」「受け入れてくれる大きさ、心地よさ」です。印象の受け取り方は人それぞれだと思います。
いずれにしても、照らすような何かを感じさせてくれるかもしれません。
そしてそれは第一印象であらわれることもあるけれど、それよりも「長い期間にわたって変わらず」感じさせてくれることが多く見られます。
本質をつかんだあげまん女性は、ブレないのかもしれません。