「2023年~ 冥王星みずがめ座時代」vol.3 持続可能な社会に向けての序章
(2020年3月末号)
100年スパンで未来を考える
シリーズ「2023年~ 冥王星みずがめ座時代」3回目です。
バックナンバーは こちらの2019年~2020年の記事
からどうぞ
2023年にみずがめ座に冥王星が入室することによって、時代はまったく新しく変わるでしょう。
もちろん2023年よりも前に、その兆しはかなり前から現れます。
先日2020年3月22日に土星がみずがめ座に入室したことも、冥王星みずがめ座時代に向けての地盤作りになっていくことを感じました。
これってたいへん心強いことなのです。土星の基盤があることで、
トランスサタニアン(土星外惑星)である冥王星の、みずがめ座エネルギーへの準備が出来るからです。
さて、前回みずがめ座に土星が位置していたのは1991年2月~1994年1月です。
この時期、国内外でどんな出来事があったかを見てみると、みずがめ座土星の質が見えてきます。
日本においては、バブル経済崩壊(1991年3月~1993年10月)と、時期的にリンクしています。

・・・そしてこのことと、みずがめ座の質は繋がっています。
なぜなら、みずがめ座は「(今のシステムが)ずっと続くと思ってるの?」と、長期スパンで経済や社会を見る星座だからです。
埼玉県にある、現在も食糧自給率が抜きんでて高いある町は、バブル時代に、町を流れる川の上流にゴルフ場開発や他地区にも高層マンション開発計画があり、住民が反対していました。
バブル崩壊によりそれを計画していた企業が倒産。結果として、豊かな自然と、農業は守られたのです。
この町の例だけではありません。
私は時折思います。
もし、あのままバブル経済が続いていたら、今頃、日本や地球は、住める場所だったのだろうか?と。

みずがめ座は「長期スパン(最低84年以上)」で見た持続可能な社会を促進します。
そのみずがめ座に土星や冥王星が来る時代というのは、
私たちや私たちの子孫が、永続的に住みやすい地球にしていくためのテコ入れ、きっかけが起きやすいのです。
それはとりもなおさず、いまの経済システムを、変える必要がある。
2023年以降の冥王星みずがめ座時代は(金融経済をあらわすおうし座やさそり座に90度なので)単純にみて、まったく新しい経済体系になると思われます。
貨幣経済は維持されているのかどうか?
むろん大量生産、大量消費の経済システムや「今だけ良ければ」というスタイルは変わっていくでしょう。
あと、一ヶ所に多く偏ることが少ないという意味では都市部に人口集中することなく、郊外や地方に転居するケースも加速するかもしれません。
週末の家、セカンドシェアハウスなども誰にとってもオーソドックスになっていくかもしれません。
そして、社会システムが変わっていくにあたって、一番大事なのは、自分の内なる創造の力を思い出すことです。

1人は万人のために、万人は1人のために。
私たちや子孫が安心して暮らせる新しい良い時代を創っていくのは、私達1人1人の力なのです。
